短信要約
1. 要点(3行)
- 減収減益の着地: 2025年3月期は、純営業収益が798.49億円(前年同期比3.3%減)、営業利益が128.38億円(同20.3%減)と、相場変動の影響を受け、大幅な営業減益となった。
- トレーディング損益の悪化: 受入手数料は微増(0.5%増)と底堅かったものの、債券等トレーディング損益が36.58億円(同43.7%減)と激減したことが利益を押し下げた。
- 配当維持と還元姿勢: 利益減となったが、年間配当は30円を維持。配当性向は52.1%まで上昇しており、業績連動よりも安定配当を重視する姿勢が鮮明となった。
2. 直近の業績と進捗率
- 営業収益: 819.36億円(前年同期比3.0%減)
- 営業利益: 128.38億円(同20.3%減)
- 経常利益: 155.77億円(同13.8%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 116.52億円(同11.5%減)
- 進捗と勢い: 本資料は通期決算であるため、通期計画に対する進捗率は100%となる。しかし、前期(2024年3月期)が営業利益で大幅な増益であったのに対し、今期は二桁の営業減益に転じており、業績の勢いは明らかに減速している。特に下期にかけての相場急変や金利変動が、トレーディング部門の収益性を直撃した形である。
3. セグメント別のモメンタム
当社は「投資・金融サービス業」の単一セグメントであるが、収益内訳から以下のモメンタムが読み取れる。
- 「勢い」がある項目: 金融収支(純額)は32.15億円(前年同期比96.9%増)と倍増した。金利上昇局面において、貸付金利息等の増加が寄与している。また、投資信託の信託報酬等を含む「その他の受入手数料」が123.13億円(同24.4%増)と急伸しており、ストック型収益へのシフトが進んでいる。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 819.4億円 | -3.0% | 845.1億円 |
| 営業利益 | 128.4億円 | -20.3% | 161.1億円 |
| 経常利益 | 155.8億円 | -13.8% | 180.6億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 116.5億円 | -11.5% | 131.7億円 |
| 包括利益 | 85.3億円 | -75.4% | 346.2億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 57.62円 | — | 64.29円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 57.45円 | — | 64.08円 |
財務状態
| 項目 | 2025-03末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 13797.4億円 | 12077.8億円 |
| 純資産 | 2082.3億円 | 2141.6億円 |
| 自己資本比率 | 15.1% | 16.5% |
| 自己資本 | 2080.0億円 | 1989.0億円 |
| 1株当たり純資産 | 1,031.99円 | 978.65円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 5.7% | 7.1% |
| ROA(総資産経常利益率) | 1.2% | 1.7% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | -206.9億円 | -47.6億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | 61.8億円 | 23.9億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -185.0億円 | -44.1億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 447.4億円 | 777.7億円 |
来期予想
業績予想は開示されていません。
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 30円 | 30円 |
配当性向:当期 52.1% / 前期 46.7%
純資産配当率:当期 3.0% / 前期 3.3%