株式会社日本取引所グループは、日本の金融商品取引所持株会社であり、有価証券やデリバティブの上場、取引の場の提供、清算・決済サービス、指数・情報サービスといった一連のサービスをグループ一丸となって提供しています。
主要な製品・サービスとしては、株式等の現物市場、指数先物・オプション等のデリバティブ市場の運営、高速・高信頼性の取引システムの提供、市場情報の配信サービス、そして市場の公正性と信頼性を保つための自主規制機能、取引の決済を保証する清算・決済サービスが挙げられます。
収益構造は、主に売買代金や数量に応じた「取引関連収益」、債務引受に係る「清算関連収益」、上場企業の時価総額等に応じた「上場関連収益」、市場情報の提供料等である「情報関連収益」、システム利用料等の「システム関連収益」、および「その他の収益」から構成されています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2026-03 期末、2026-06-11 提出)収益性
営業利益率
58.5%
≧10%が優良
ROA
0.1%
≧5%が優良
ROE
23.1%
≧10%が優良
ROIC
20.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
22.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
29.0%
≧10%が優良
EPS成長率
30.8%
≧10%が優良
3行解説
日本取引所グループは、金融市場インフラとしての独占的地位と高機能なシステムを背景に、高い参入障壁を持つビジネスを展開。中期経営計画では日本株市場の活性化、プラットフォームの総合化、デジタルイノベーションを成長ドライバーとして掲げ、ROE20%以上と配当性向60%以上を目標に掲げています。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-04-28 12:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 252.3億円 / 予想: 825.0億円
+8.3%
売上高
実績: 434.5億円 / 予想: 1610.0億円
+7.7%
2Q
営業利益
実績: 512.8億円 / 予想: 965.0億円
+7.5%
売上高
実績: 893.2億円 / 予想: 1760.0億円
+9.2%
3Q
営業利益
実績: 813.1億円 / 予想: 965.0億円
+17.1%
売上高
実績: 1396.3億円 / 予想: 1760.0億円
+14.8%
通期
営業利益
実績: 1162.9億円 / 予想: 未開示
+29.0%
売上高
実績: 1987.3億円 / 予想: 未開示
+22.5%
3行解説
- 2026年3月期は、現物市場の活況と清算関連収益の急増(前年比57.5%増)により、営業利益が前年比29.0%増の1,162億円と大幅な増益を達成。
- 株主還元を強化しており、年間配当は前期の58円(分割調整後換算)から61億円へと増配し、さらに200億円を上限とする自己株式取得を新たに決定。
- 2027年3月期の通期予想は、営業収益2,050億円(3.2%増)を見込む一方、システム維持費等の増加を織り込み、営業利益は1,150億円(1.1%減)と慎重な見通し。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-28 | 2026年3月期 通期 | +29.0% | +5.0% | -1.5% | -1.6% | — |
| 2026-01-29 | 2026年3月期 第3四半期 | +17.1% | -3.3% | -8.7% | +14.0% | +4.5% |
| 2025-10-29 | 2026年3月期 第2四半期 | +7.5% | -4.7% | -2.4% | -1.8% | -8.4% |
| 2025-07-30 | 2026年3月期 第1四半期 | +8.3% | +1.4% | +3.2% | +0.7% | +6.0% |
| 2025-04-28 | 2025年3月期 通期 | +3.1% | +1.2% | +2.2% | -6.7% | -13.3% |
| 2025-01-30 | 2025年3月期 第3四半期 | +5.1% | -3.4% | -4.3% | -4.3% | -6.3% |
有価証券報告書
2026-06-11 有価証券報告書-第25期(2025/04/01-2026/03/31)
2025-06-13 有価証券報告書-第24期(2024/04/01-2025/03/31)