相鉄ホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • インバウンド需要と大型開発が結実: 営業利益は前年同期比30.6%増の378億円。ホテル業の過去最高売上更新と、大型商業施設「ゆめが丘ソラトス」等の開業が業績を強力に牽引した。
  • 不動産・運輸の堅調さと流通の苦戦: ホテル業(利益62.7%増)や不動産業(利益21.7%増)が大幅増益の一方で、流通業はコスト増により2.2億円の営業損失に転落し、明暗が分かれた。
  • 来期予想は増収減益の保守的見通し: 2026年3月期は売上高8.3%増を見込むものの、不動産分譲の粗利益率低下を見込み、営業利益は7.2%減の351億円と慎重な計画を提示。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の通期実績は以下の通りです。

  • 営業収益: 2,921億7,800万円(前年同期比 8.2%増)
  • 営業利益: 378億2,000万円(同 30.6%増)
  • 経常利益: 348億1,200万円(同 29.0%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 224億700万円(同 39.3%増)

当期は期末決算のため進捗率は100%となりますが、当初の好調を維持して着地しました。特筆すべきは純利益の勢いで、前年同期(160億円)から約63億円の上積みを実現しています。一方、2026年3月期の通期予想では、売上高は3,163億円(8.3%増)と拡大を継続するものの、各段階利益は5%前後の減益を見込んでおり、成長の踊り場となる懸念があります。

3. セグメント別のモメンタム

  • ホテル業【急加速】: 営業利益126億4,600万円(前年同期比62.7%増)。インバウンド増加に伴う客室単価の上昇により、過去最高の売上高を達成。セグメント別の成長率では群を抜いています。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
営業収益 2921.8億円 +8.2% 2700.4億円
営業利益 378.2億円 +30.6% 289.6億円
経常利益 348.1億円 +29.0% 269.9億円
当期純利益(親会社帰属) 224.1億円 +39.3% 160.8億円
包括利益 247.4億円 +10.6% 223.7億円
1株当たり当期純利益 228.84円 164.13円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 7572.6億円 7153.8億円
純資産 1820.8億円 1647.3億円
自己資本比率 24.0% 23.0%
自己資本 1819.8億円 1646.5億円
1株当たり純資産 1,870.68円 1,680.59円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 12.9% 10.4%
ROA(総資産経常利益率) 4.7% 4.0%
売上高営業利益率 12.9% 10.7%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 366.8億円 205.6億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -437.8億円 -580.4億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 52.4億円 349.2億円
期末現金及び現金同等物残高 160.1億円 176.6億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
営業収益 3163.0億円 +8.3%
営業利益 351.0億円 -7.2%
経常利益 325.0億円 -6.6%
当期純利益 213.0億円 -4.9%
1株当たり当期純利益 221.59円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 20円 30円
期末 30円 35円
配当性向:当期 28.4% / 前期 30.5% 純資産配当率:当期 3.7% / 前期 3.2%