秩父鉄道株式会社は、埼玉県北部を中心に鉄道事業を中核とし、不動産、観光、卸売・小売、バス事業などを展開する企業です。主要な収益源は、旅客輸送に加え、筆頭株主である太平洋セメント株式会社(営業収益の24.8%を占める)の石灰石等の貨物輸送です。競合環境としては、沿線人口の減少や自家用車との競合に加え、西武鉄道などの大手私鉄との観光需要の取り合いという側面にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
5.8%
≧10%が優良
ROA
1.8%
≧5%が優良
ROE
2.3%
≧10%が優良
ROIC
2.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
7.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
1705.1%
≧10%が優良
EPS成長率
24.9%
≧10%が優良
3行解説
- 鉄道・観光事業の黒字化により、営業収益52.76億円(前期比7.4%増)、経常利益2.70億円と大幅な増益を達成。
- 利益水準は回復傾向にあるが、自己資本比率29.6%と低水準に留まり、配当原資不足による無配(2期連続)が継続。
- 太平洋セメントへの高い依存度(収益の4分の1)と、1.36億円の減損損失を計上した資産の収益性が大きな懸念点。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-12 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.9億円 / 予想: 1.9億円
-16.0%
売上高
実績: 13.2億円 / 予想: 53.0億円
+3.0%
2Q
営業利益
実績: 3.0億円 / 予想: 1.9億円
+261.0%
売上高
実績: 28.3億円 / 予想: 53.0億円
+9.8%
3Q
営業利益
実績: 3.5億円 / 予想: 1.9億円
+41.4%
売上高
実績: 41.9億円 / 予想: 53.0億円
+5.3%
3行解説
- 業績が急回復し、第3四半期時点で通期計画を大幅に超過: 営業利益は前年同期比41.1%増の3.55億円となり、通期予想(1.9億円)を既に86.8%も上回るポジティブ・サプライズ。
- 観光・鉄道セグメントが牽引: 長瀞地域のメディア露出や「SUSABINOテラス」等の観光施策、SL列車の追加運行やイベント企画が奏功し、観光事業の営業利益は79.2%増と大きく伸長。
- 慎重すぎる通期見通しの据え置き: 第3四半期での超過達成にも関わらず、第4四半期の修繕費計上予定等を理由に通期計画を据え置いており、今後の中期的な利益水準の見直しが焦点。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-12 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-13 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-08 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-25 2025-03 期末 有価証券報告書-第202期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-15 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-02-13 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)