株式会社サカイ引越センターは、一般貨物自動車運送事業のうち引越運送事業を核とし、それに付随する電気工事(エアコン等家電設置)、クリーンサービス(ハウスクリーニング)、リユース事業等を展開する業界最大手グループです。国内全47都道府県に拠点を持ち、売上高の8割以上を引越事業が占めています。参入障壁が低く価格競争が激しい業界において、ISO9001に基づく品質管理と「まごころこめておつきあい」のブランド戦略で差別化を図っています。主要顧客は一般個人が大半ですが、近年は法人(BtoB)および官公庁(BtoG)領域の開拓を強化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-20 提出)収益性
営業利益率
10.7%
≧10%が優良
ROA
10.4%
≧5%が優良
ROE
9.5%
≧10%が優良
ROIC
8.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
1.4%
≧10%が優良
EPS成長率
4.9%
≧10%が優良
3行解説
- トラックドライバーの残業規制(2024年問題)による作業件数減少を、単価の3.9%引き上げでカバーし、増収増益(売上高1,210億円、経常利益131億円)を達成。
- 自己資本比率75.4%、ROE 9.5%(目標8%超)と極めて健全な財務基盤を維持しつつ、配当性向を45.0%に高めるなど株主還元を強化。
- 九州の同業他社との初の資本業務提携やBtoB領域への参入、リユース事業の利益急伸(前期比428.2%)など、引越単一事業からの多角化が進展。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 14:20 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 53.6億円 / 予想: 130.9億円
+3.1%
売上高
実績: 337.7億円 / 予想: 1254.8億円
+2.6%
2Q
営業利益
実績: 65.3億円 / 予想: 130.9億円
-1.2%
売上高
実績: 607.2億円 / 予想: 1254.8億円
+2.6%
3Q
営業利益
実績: 76.6億円 / 予想: 130.9億円
-4.3%
売上高
実績: 872.5億円 / 予想: 1254.8億円
+2.9%
通期
営業利益
実績: 125.7億円 / 予想: 未開示
-2.7%
売上高
実績: 1247.4億円 / 予想: 未開示
+3.1%
3行解説
- 2026年3月期決算は、売上高が前期比3.1%増の1,247億円と増収を確保した一方、人件費や株主優待費用の増加により営業利益は同2.7%減の125億円と減益での着地となった。
- 主力の引越事業において作業件数(0.8%増)と引越単価(1.1%増)が共に上昇し、外部環境の逆風下でも底堅い推移を見せたほか、リユース事業が利益面で前期比2.5倍と急成長している。
- 2027年3月期の通期予想では増収増益への転換を見込み、年間配当は前期から19円増配の117円(配当性向54.8%)と大幅な還元拡充を計画している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | -2.7% | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | -4.3% | -3.6% | -2.1% | -4.0% | — |
| 2025-11-10 | 2026年3月期 第2四半期 | -1.2% | -2.1% | -4.4% | -4.7% | -3.8% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | +3.1% | +4.5% | -2.1% | +2.4% | -3.1% |
| 2025-05-12 | 2025年3月期 通期 | +1.4% | +3.7% | +0.5% | +5.4% | +3.8% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | -9.6% | -2.1% | -3.7% | +3.7% | +11.6% |
有価証券報告書
2025-06-20 有価証券報告書-第48期(2024/04/01-2025/03/31)