カンダホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 増収微増益の着地、コスト増を運賃改定で吸収: 2025年3月期の営業収益は520.09億円(前年同期比1.7%増)、営業利益は34.36億円(同0.1%増)と、燃料費や物流「2024年問題」に伴うコスト増を適正運賃への改定で跳ね返し、実質的な稼ぐ力を維持した。
  • 国際物流は外貨高・運賃高騰が利益を圧迫: 国際物流事業は海上運賃の仕入原価上昇が響き、セグメント利益が10.88億円(同2.2%減)と減益。一方で国内貨物自動車運送は既存取引の拡大により利益を確保し、事業ポートフォリオによる補完が機能した。
  • 積極的な株主還元姿勢を鮮明化: 当期配当を1株21円(前期比2円増)に増配し、次期(2026年3月期)もさらに2円増配の23円とする予想を公表。純利益が微減(同2.9%減)する中でも、累進的な配当方針を継続している。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は以下の通りです。

  • 営業収益: 520.09億円(前年同期比1.7%増)
  • 営業利益: 34.36億円(同0.1%増)
  • 経常利益: 34.99億円(同0.9%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 22.06億円(同2.9%減)

進捗と勢いの変化: 本決算のため通期計画に対する進捗率は100%ですが、事前の予想数値(2024年5月時点)と比較すると、営業収益・営業利益ともに概ね計画通りの着地となりました。前年同期(2024年3月期)は営業利益が25.7%増と大幅な伸びを見せましたが、今期はコスト高の影響で勢いは「踊り場(横ばい)」にあります。ただし、特別損失として減損損失1.26億円(前期は0.33億円)を計上したことが純利益を押し下げた一過性要因として挙げられます。

3. セグメント別のモメンタム

  • 貨物自動車運送事業(勢い:維持):

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
営業収益 520.1億円 +1.7% 511.2億円
営業利益 34.4億円 +0.1% 34.3億円
経常利益 35.0億円 -0.9% 35.3億円
当期純利益(親会社帰属) 22.1億円 -2.9% 22.7億円
包括利益 21.7億円 -8.6% 23.8億円
1株当たり当期純利益 103円 105.91円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 474.8億円 467.3億円
純資産 257.7億円 240.3億円
自己資本比率 54.3% 51.4%
自己資本 257.7億円 240.3億円
1株当たり純資産 1,202.61円 1,121.33円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 8.9% 9.9%
ROA(総資産経常利益率) 7.4% 7.9%
売上高営業利益率 6.6% 6.7%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 38.0億円 45.8億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -11.3億円 -31.4億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -17.6億円 6.1億円
期末現金及び現金同等物残高 91.7億円 82.6億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
営業収益 523.0億円 +0.6%
営業利益 36.0億円 +4.8%
経常利益 36.5億円 +4.3%
当期純利益 23.7億円 +7.5%
1株当たり当期純利益 110.76円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 9.5円 10.5円
期末 9.5円 10.5円
配当性向:当期 20.4% / 前期 17.9% 純資産配当率:当期 1.8% / 前期 1.8%