ヤマトホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 第3四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 大幅減益も最終利益予想を上方修正: 3Q累計の営業利益は前年同期比47.8%減の262億円と苦戦したが、投資有価証券売却益の計上により通期の親会社株主純利益予想を50億円から180億円へ大幅に引き上げた。
  • 宅配便の収益性悪化と構造改革の途上: 外部環境の変化(時給単価や委託単価の上昇)に対し、オペレーティングコストの適正化が追いつかず、主力のエクスプレス事業がセグメント利益で80.0%減と大きく沈んだ。
  • M&Aによる事業ポートフォリオ変革: 株式会社ナカノ商会の連結子会社化(取得価額約469億円)により、コントラクト・ロジスティクス事業を強化し、法人ビジネス領域へのシフトを加速させている。

2. 直近の業績と進捗率

当第3四半期累計期間の着地は以下の通りです。

  • 営業収益: 1兆3,445億円(前年同期比1.6%減)
  • 営業利益: 262億円(同47.8%減)
  • 経常利益: 267億円(同47.2%減)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 288億円(同38.5%減)

通期計画(修正後1兆7,600億円)に対する進捗率:

  • 営業収益: 76.4%(前年同期の進捗率 77.7%と概ね同水準)
  • 営業利益: 262.6%(通期予想100億円に対し、3Q時点で大幅超過。これは第4四半期に大幅な営業赤字を見込んでいる、あるいは保守的な計画であることを示唆) 前年同期は3Q時点で通期実績(400億円)に対し125%の進捗でしたが、今期は通期目標そのものが前期比75.0%減の100億円と極めて低い水準に設定されています。

3. セグメント別のモメンタム

  • エクスプレス事業(減速): 営業収益は1兆1,857億円(1.6%減)、セグメント利益は54億円(80.0%減)。越境EC等の取扱量は増えたが、投函サービスの減少や、時給・委託単価の上昇といったコスト増を吸収しきれず、大幅な「減速」が鮮明です。

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進捗詳細

今期累計実績

2024-04 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2023-12
営業収益 13445.3億円 -1.6% 13668.3億円
営業利益 262.6億円 -47.8% 503.6億円
経常利益 267.2億円 -47.2% 506.1億円
当期純利益(親会社帰属) 288.8億円 -38.5% 469.3億円
包括利益 289.6億円 -43.5% 512.4億円
1株当たり当期純利益 84.4円 132.75円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2024-12末 2024-03末
総資産 13129.7億円 11359.0億円
純資産 5977.6億円 5919.8億円
自己資本比率 44.9% 51.6%
自己資本 5889.7億円 5857.6億円

通期予想

2024-04 〜 2025-03

項目 予想 前年比(予想)
営業収益 17600.0億円 +0.1%
営業利益 100.0億円 -75.0%
経常利益 130.0億円 -67.9%
当期純利益 180.0億円 -52.2%
1株当たり当期純利益 53.08円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 23円 23円
期末 23円 23円 予想
年間合計 46円 46円 予想