ヤマトホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 本業の収益性が急悪化: 2025年3月期の営業利益は142億円(前期比64.5%減)と大幅減益。宅急便の単価見直しを進める一方、外部環境変化による時給単価や委託単価の上昇、ネットワーク構造改革に伴う先行費用が利益を激しく圧迫した。
  • 資産売却で純利益を確保: 営業利益の激減に対し、投資有価証券売却益や固定資産売却益を計上するバランスシート・マネジメントを強化。親会社株主に帰属する当期純利益は379億円(前期比0.8%増)と実質横ばいを維持した。
  • B2BシフトとV字回復への賭け: 株式会社ナカノ商会の連結子会社化により法人ビジネスを拡大。2026年3月期は営業利益400億円(前期比181.6%増)と強気なV字回復予想を掲げるが、コストコントロールの成否が焦点となる。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結業績:

  • 売上高(営業収益): 1兆7,626億円(前期比0.2%増)
  • 営業利益: 142億円(前期比64.5%減)
  • 経常利益: 195億円(前期比51.6%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 379億円(前期比0.8%増)

進捗と勢いの変化: 通期実績としての着地であり、進捗率は100%。前期(2024年3月期)の営業利益が前期比33.3%減だったのに対し、今期はさらに64.5%減と減益幅が拡大しており、本業の収益力の減退が顕著。ただし、次期(2026年3月期)予想に対する営業収益1兆8,800億円(6.7%増)は、ナカノ商会の通期寄与を含め、成長路線への回帰を企図している。

3. セグメント別のモメンタム

  • エクスプレス事業(勢い:減速)

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
営業収益 17627.0億円 +0.2% 17586.3億円
営業利益 142.1億円 -64.5% 400.6億円
経常利益 195.9億円 -51.6% 404.6億円
当期純利益(親会社帰属) 379.4億円 +0.8% 376.3億円
包括利益 506.1億円 +20.5% 420.0億円
1株当たり当期純利益 111.87円 107.23円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 12674.3億円 11817.8億円
純資産 6003.5億円 5919.8億円
自己資本比率 46.5% 49.6%
自己資本 5892.6億円 5857.6億円
1株当たり純資産 1,806.52円 1,708円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 6.5% 6.3%
ROA(総資産経常利益率) 1.6% 3.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 477.3億円 643.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -443.6億円 -224.3億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 94.2億円 -307.8億円
期末現金及び現金同等物残高 2080.6億円 1947.0億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
営業収益 18800.0億円 +6.7%
営業利益 400.0億円 +181.6%
経常利益 400.0億円 +104.2%
当期純利益 240.0億円 -36.7%
1株当たり当期純利益 75.69円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 23円 23円
期末 23円 23円
配当性向:当期 41.1% / 前期 42.9% 純資産配当率:当期 2.6% / 前期 2.7%