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東京汽船 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 本業の苦戦と営業赤字転落: 主力の曳船事業で入出港数の減少や人件費・減価償却費の増加が響き、営業損益は5.11億円の赤字(前年は3.68億円の黒字)に転落。
  • 資産売却による純利益の急増: 営業赤字の一方で、投資有価証券売却益(20.81億円)や固定資産売却益を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は前年比256.9%増の20.44億円と過去最高水準。
  • 次期、持分法適用会社による巨額利益の計上予告: 2026年3月期第3四半期以降、持分法適用非連結子会社による不動産売却に伴い、約44億円の持分法投資利益を計上する見通しで、経常利益の大幅増益が確定的な状況。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 120.41億円(前期比3.8%減)
  • 営業利益: △5.11億円(前期は3.68億円の黒字)
  • 経常利益: △2.59億円(前期は6.84億円の黒字)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 20.44億円(前期比256.9%増)

進捗と勢いの変化: 通期実績としての着地ですが、期初計画に対して本業(営業利益)は下振れて赤字転落しており、収益性は急激に悪化しています。一方で、純利益については積極的な政策保有株の売却等の資産処分により、当初の期待を大きく上回る「資産の現金化」が進んだ格好です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 曳船事業(減速): 売上高90.04億円(前期比5.9%減)、セグメント損失3.93億円。東京湾への入出港数(自動車船、コンテナ船、タンカー)が軒並み減少。洋上風力発電交通船(CTV)の建設作業終了も減収要因。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 120.4億円 -3.8% 125.2億円
営業利益 -5.1億円 3.7億円
経常利益 -2.6億円 6.8億円
当期純利益(親会社帰属) 20.4億円 +256.9% 5.7億円
包括利益 24.1億円 +108.2% 11.6億円
1株当たり当期純利益 205.46円 57.57円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 312.6億円 291.2億円
純資産 247.9億円 226.0億円
自己資本比率 76.0% 74.2%
自己資本 237.6億円 216.0億円
1株当たり純資産 2,387.24円 2,171.23円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 9.0% 2.7%
ROA(総資産経常利益率) -0.9% 2.4%
売上高営業利益率 -4.2% 2.9%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 12.1億円 6.2億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 6.4億円 -6.4億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -4.3億円 1.2億円
期末現金及び現金同等物残高 67.6億円 53.5億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 127.4億円 +5.8%
営業利益 1.4億円
経常利益 47.5億円
当期純利益 49.0億円 +139.9%
1株当たり当期純利益 492.95円

配当

時期 前期(実績) 当期
期末 20円 50円
配当性向:当期 24.3% / 前期 34.7% 純資産配当率:当期 2.2% / 前期 0.9%