三井倉庫ホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 物流事業が牽引する増収も、不動産の一時的要因で減益着地: 航空貨物や新規拠点の寄与で売上高は2,807億円(前年比+7.7%)と伸長したが、不動産の空室発生が響き営業利益は178億円(同-14.1%)となった。
  • 1:3の株式分割と実質増配を発表: 投資家層拡大に向けた分割とともに、次期配当予想を分割後49円(分割前換算147円)とし、前期の146円から実質増配の意欲を示した。
  • 次期はV字回復を見込む強気の見通し: 2026年3月期は不動産事業のリカバリーと物流の底堅い荷動きを背景に、営業利益200億円(同+12.2%)と二桁増益を計画している。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高: 2,807億42百万円(前期比+7.7%)
  • 営業利益: 178億31百万円(同-14.1%)
  • 経常利益: 180億37百万円(同-14.1%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 100億40百万円(同-17.1%)

進捗と勢いの変化: 本決算のため通期計画(修正後予想)に対する達成度で見ると、概ね計画通りの着地です。前年同期(2024年3月期)が大幅な減収減益(売上-13.4%、営業益-20.1%)であったのに対し、今期は売上高が反転増成を達成した点が注目されます。利益面では、物流セグメントが前期比+10.1%と勢いを取り戻している一方、不動産が一時的な足かせとなった形です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 物流事業(勢い:強):

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
営業収益 2807.4億円 +7.7% 2605.9億円
営業利益 178.3億円 -14.1% 207.5億円
経常利益 180.4億円 -14.1% 210.1億円
当期純利益(親会社帰属) 100.4億円 -17.1% 121.1億円
包括利益 143.8億円 -39.5% 237.8億円
1株当たり当期純利益 134.25円 162.07円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 2803.7億円 2635.4億円
純資産 1297.5億円 1208.3億円
自己資本比率 41.8% 41.7%
自己資本 1171.8億円 1099.1億円
1株当たり純資産 1,566.41円 1,470.7円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 8.8% 11.9%
ROA(総資産経常利益率) 6.6% 8.0%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 219.0億円 231.8億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -156.0億円 -104.8億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -26.3億円 -170.7億円
期末現金及び現金同等物残高 346.5億円 308.8億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
営業収益 2940.0億円 +4.7%
営業利益 200.0億円 +12.2%
経常利益 195.0億円 +8.1%
当期純利益 102.0億円 +1.6%
1株当たり当期純利益 136.35円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 67円 73円
期末 79円 73円
配当性向:当期 36.3% / 前期 30.0% 純資産配当率:当期 3.2% / 前期 3.6%