株式会社関通は、主にEコマース(EC)および通信販売事業者向けに、商品の入庫、在庫管理、出庫等の配送センター業務を代行する「EC・通販物流支援サービス」を主軸とする企業です。自社開発の倉庫管理システム(WMS)「クラウドトーマス」を核としたITオートメーション事業も展開しており、物流とITの融合による効率化を強みとしています。競合環境としては、大手物流企業の自動化倉庫や同業他社のWMSとの競争が激化しており、労働集約型からの脱却(自動化・省人化)が急務となっています。主要顧客には楽天グループ株式会社などが含まれます。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-30 提出)収益性
営業利益率
-0.3%
≧10%が優良
ROA
-0.5%
≧5%が優良
ROE
-33.2%
≧10%が優良
ROIC
-0.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
27.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
-111.6%
≧10%が優良
EPS成長率
-1809.3%
≧10%が優良
3行解説
- 2024年9月のランサムウェア攻撃によりシステムが停止し、復旧費用や特別損失7.13億円を計上したことで、売上高は伸長したものの8.48億円の最終赤字に転落した。
- 自己資本比率が20.3%(前期比9.0ポイント減)まで低下し、有利子負債が約62億円(総資産比約60%)に達するなど、財務レバレッジが高まり安全性が低下している。
- サイバー攻撃の影響で新規顧客獲得が停滞し、戦略的システム「ECOMS」の開発も中止に追い込まれるなど、中長期的な成長シナリオに不透明感が生じている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 第3四半期 、2026-01-14 17:45 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.3億円 / 予想: 2.6億円
—
売上高
実績: 40.8億円 / 予想: 159.7億円
+8.5%
2Q
営業利益
実績: 0.7億円 / 予想: 2.6億円
-27.3%
売上高
実績: 86.6億円 / 予想: 159.7億円
+14.3%
3Q
営業利益
実績: 1.5億円 / 予想: 2.6億円
—
売上高
実績: 134.1億円 / 予想: 178.1億円
+19.8%
3行解説
- 黒字転換による業績回復: 前年同期の営業赤字から脱却し、売上高134.07億円(前年同期比19.8%増)、営業利益1.53億円と大幅な改善を達成。
- 主力事業の価格転嫁とDX進展: 物流コスト上昇に対し、顧客企業との適正価格交渉と物流DXによる生産性向上(自動化)が奏功し、採算性が改善。
- 一過性要因の交錯: サイバー攻撃関連の損害賠償金(3.39億円)を特別損失に計上する一方、受取保険金(4.19億円)を特別利益に計上し、最終利益を確保。
書類一覧
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短信
2026-01-14 2026-02 第3四半期 2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-10-14 2026-02 第2四半期 2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-07-11 2026-02 第1四半期 2026年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-05-30 2025-02 期末 有価証券報告書-第39期(2024/03/01-2025/02/28)
短信
2025-04-11 2025-02 通期 2025年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-01-14 2025-02 第3四半期 2025年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)