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9326 グロース

株式会社関通は、主にEコマース(EC)および通信販売事業者向けに、商品の入庫、在庫管理、出庫等の配送センター業務を代行する「EC・通販物流支援サービス」を主軸とする企業です。自社開発の倉庫管理システム(WMS)「クラウドトーマス」を核としたITオートメーション事業も展開しており、物流とITの融合による効率化を強みとしています。競合環境としては、大手物流企業の自動化倉庫や同業他社のWMSとの競争が激化しており、労働集約型からの脱却(自動化・省人化)が急務となっています。主要顧客には楽天グループ株式会社などが含まれます。

市場ポジション

グロース市場 / 倉庫・運輸関連業

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-30 提出)

収益性

営業利益率

-0.3%

≧10%が優良

ROA

-0.5%

≧5%が優良

ROE

-33.2%

≧10%が優良

ROIC

-0.4%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

27.9%

≧10%が優良

営業利益成長率

-111.6%

≧10%が優良

EPS成長率

-1809.3%

≧10%が優良

3行解説

  1. 2024年9月のランサムウェア攻撃によりシステムが停止し、復旧費用や特別損失7.13億円を計上したことで、売上高は伸長したものの8.48億円の最終赤字に転落した。
  2. 自己資本比率が20.3%(前期比9.0ポイント減)まで低下し、有利子負債が約62億円(総資産比約60%)に達するなど、財務レバレッジが高まり安全性が低下している。
  3. サイバー攻撃の影響で新規顧客獲得が停滞し、戦略的システム「ECOMS」の開発も中止に追い込まれるなど、中長期的な成長シナリオに不透明感が生じている。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-10 16:00 提出)

進捗

1Q
営業利益
売上高
+8.5%
2Q
営業利益
-27.3%
売上高
+14.3%
3Q
営業利益
売上高
+19.8%
通期
営業利益
売上高
+20.1%

3行解説

  • 2026年2月期は売上高183.45億円(前期比20.1%増)となり、前年のサイバー攻撃による赤字から脱却し、営業利益3.19億円(前期は0.47億円の損失)とV字回復を達成。
  • 主力の物流サービス事業が回復し増収増益に寄与した一方、ITオートメーション事業はセキュリティ対策費用等の先行投資により、増収ながらも利益は3,698万円(前期比88.9%減)と大幅に圧縮。
  • 2027年2月期は持株会社体制への移行に伴い、IT・SaaS事業の独立採算を徹底。通期で営業利益4.84億円(前期比51.4%増)と大幅な利益成長を見込む強気の計画。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-04-10 2026年2月期 通期 +1.9% -8.3%
2026-01-14 2026年2月期 第3四半期 +0.7% -1.9% -4.2% -5.0%
2025-10-14 2026年2月期 第2四半期 -27.3% -1.7% -1.8% -3.2% -19.5%
2025-07-11 2026年2月期 第1四半期 +2.3% -1.3% -13.3% -1.1%
2025-04-11 2025年2月期 通期 +7.9% -2.3% -2.7% +3.7%
2025-01-14 2025年2月期 第3四半期 +1.2% -1.9% -2.2% -8.1%