株式会社アイビスは、世界トップクラスのシェアを誇るモバイルペイントアプリ「ibisPaint」を展開するモバイル事業を核に、受託開発やIT技術者派遣を行うソリューション事業、および2025年より本格参入したAI歌声合成事業の3本柱で構成される企業です。
- 主要製品・サービス: 「ibisPaint」(累計5.2億DL突破)、AI歌声合成アプリ「VoiSona」、および企業向けシステム開発。
- 主要顧客: 一般消費者(BtoC)がメイン。広告収益ではGoogle LLC(売上構成比35.2%)、Apple Inc.(同13.4%)が主要なプラットフォーム及び広告提供者です。
- 競合環境: モバイルペイント市場では直接競合5アプリに対し、アクティブユーザー数で88.6%という圧倒的な占有率を維持。PC向け高機能ソフト(Clip Studio等)とも一部競合しますが、モバイル最適化と無料利用枠の広さで差別化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-23 提出)収益性
営業利益率
24.0%
≧10%が優良
ROA
28.7%
≧5%が優良
ROE
29.3%
≧10%が優良
ROIC
28.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
—
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 「ibisPaint」のサブスクリプション売上が急拡大し、連結売上高50.05億円、ROE 29.9%という極めて高い収益性を達成。
- 2025年にテクノスピーチ社とゼロイチスタート社を相次いで買収し、AI技術とノーコード開発を軸とした新領域へM&Aを積極展開。
- アプリ課金売上が広告売上を初めて上回り、景気変動に左右されにくいストック型収益構造への転換が鮮明となった。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-12 12:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 3.7億円 / 予想: 13.6億円
+21.9%
売上高
実績: 14.6億円 / 予想: 54.5億円
+25.8%
3行解説
- 売上高・全段階利益で20%を超える高い成長率を達成し、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比33.7%増と大幅な増益となった。
- モバイル事業の収益構造が広告主体から安定性の高いサブスクリプション型へ順調にシフトしており、プレミアム会員数は前年同期比63.5%増と急伸した。
- 連結子会社テクノスピーチおよびゼロイチスタートの連結開始や吸収合併により、AI技術とSIer型ビジネスモデルを組み合わせた事業基盤の拡充を加速させている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年12月期 第1四半期 | +21.9% | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2025年12月期 通期 | — | -1.9% | -9.3% | -3.7% | — |
| 2025-11-10 | 2025年12月期 第3四半期 | — | +0.0% | -2.5% | -0.7% | +0.2% |
| 2025-08-07 | 2025年12月期 第2四半期 | — | -0.7% | +2.8% | +8.8% | -85.8% |
| 2025-05-09 | 2025年12月期 第1四半期 | — | -0.3% | -3.2% | -7.3% | +8.1% |
| 2025-02-10 | 2024年12月期 通期 | +166.1% | +3.7% | -12.7% | -8.7% | -4.7% |
有価証券報告書
2026-03-23 有価証券報告書-第27期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-28 有価証券報告書-第26期(2024/01/01-2024/12/31)