テレビ東京ホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • アニメ事業が過去最高収入を更新: 「BORUTO」の中国向けゲーム化や「SPY×FAMILY」映画等の貢献で、アニメ部門の売上高は前年比10.2%増の231億円と過去最高を記録。
  • 増収減益の着地: 売上高は1,558億円(4.9%増)と堅調だったが、アニメ制作コスト増や政策保有株式の売却益減少が響き、純利益は60億円(10.4%減)と振るわなかった。
  • 資本効率向上への強いコミット: 2020年代後半のROE 8%達成を掲げ、200億円の投資枠設定や政策保有株式の段階的売却を明言。株主還元は記念配当含め年間90円を維持する方針。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は、売上高1,558億3,700万円(前年同期比4.9%増)、営業利益77億8,900万円(同11.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益60億3,400万円(同10.4%減)となりました。

  • 進捗と勢い: 本決算のため通期計画(期初予想は非開示だが、実績ベース)に対しては、売上高は伸長したものの、利益面ではアニメ制作費の増加(17.1%増)が先行し、勢いは前年の増益基調から「足踏み」の状態に転じています。
  • 次期予想: 2026年3月期の通期予想は、売上高1,570億円(0.7%増)、営業利益80億円(2.7%増)と、慎重な増収増益計画を提示しています。

3. セグメント別のモメンタム

  • 地上波・BS放送事業(勢い:維持): 売上高986.9億円(4.1%増)。自動車や飲料分野のスポット収入が7.1%増と好調で、タイム収入も開局60周年特番などが寄与し4.0%増。地上波の底堅さが確認されました。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 1558.4億円 +4.9% 1485.9億円
営業利益 77.9億円 -11.9% 88.4億円
経常利益 82.5億円 -14.0% 96.0億円
当期純利益(親会社帰属) 60.3億円 -10.4% 67.4億円
包括利益 61.2億円 -30.2% 87.8億円
1株当たり当期純利益 224.33円 248.44円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 1478.4億円 1470.9億円
純資産 1019.0億円 992.7億円
自己資本比率 68.8% 67.4%
自己資本 1017.0億円 990.7億円
1株当たり純資産 3,811.59円 3,661.48円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 6.0% 7.0%
ROA(総資産経常利益率) 5.6% 6.7%
売上高営業利益率 5.0% 5.9%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 75.7億円 64.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -20.1億円 -47.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -40.5億円 -34.1億円
期末現金及び現金同等物残高 376.8億円 361.5億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 1570.0億円 +0.7%
営業利益 80.0億円 +2.7%
経常利益 84.0億円 +1.8%
当期純利益 63.0億円 +4.4%
1株当たり当期純利益 234.19円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 15円 15円
期末 65円 75円
配当性向:当期 40.1% / 前期 32.2% 純資産配当率:当期 2.4% / 前期 2.3%