吉野家ホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-02 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 増収減益の着地: 既存店売上の好調(全社+5.7%)により売上高は2,049億円(前期比+9.3%)と過去最高を更新したが、原材料費や人件費の高騰が利益を圧迫し、営業利益は73億円(同-8.4%)に留まった。
  • 海外事業の急減速: 国内は堅調な一方、海外事業は米国の人件費上昇や中国の景気停滞が直撃し、セグメント利益が12.1億円(同-47.0%)とほぼ半減したことが大きな下押し要因となった。
  • ラーメン事業を「第4の柱」へ: 宝産業およびキラメキノ未来を子会社化し、吉野家・はなまる・海外に続く次なる成長エンジンとしてラーメン事業の強化を鮮明にした。

2. 直近の業績と進捗率

2025年2月期の連結業績は、売上高2,049億円(前期比+9.3%)、営業利益73億円(同-8.4%)、経常利益79億円(同-7.1%)、純利益38億円(同-32.1%)となりました。

  • 進捗状況: 本決算のため通期計画(期初予想は非開示だが、期中修正値付近)に対する達成率は概ね計画通りですが、前年同期の営業利益成長率(+132.1%)と比較すると、コスト増により勢いは明確に鈍化しています。
  • 次期予想: 2026年2月期の通期計画は、売上高2,250億円(+9.8%)、営業利益74億円(+1.3%)を見込み、増収を確保するものの利益面では横ばい圏内の慎重な見通しです。

3. セグメント別のモメンタム

  • 吉野家(勢い:維持): 売上高1,378億円(+9.0%)、セグメント利益77億円(-3.0%)。「秋の牛丼祭」や価格改定が奏功し、既存店売上高は+7.4%と好調を維持。ただし、牛肉・米の価格高騰が利益を削っています。

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進捗詳細

今期実績

2024-03 〜 2025-02

項目 当期 前年比 前年同期 2023-03 〜 2024-02
売上高 2049.8億円 +9.3% 1874.7億円
営業利益 73.1億円 -8.4% 79.7億円
経常利益 80.0億円 -7.1% 86.1億円
当期純利益(親会社帰属) 38.0億円 -32.1% 56.0億円
包括利益 52.2億円 -15.8% 61.9億円
1株当たり当期純利益 58.78円 86.63円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-02末 2024-02末
総資産 1191.1億円 1129.4億円
純資産 648.1億円 608.5億円
自己資本比率 53.9% 53.4%
自己資本 641.8億円 603.6億円
1株当たり純資産 991.79円 932.99円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 6.1% 9.7%
ROA(総資産経常利益率) 6.9% 7.8%
売上高営業利益率 3.6% 4.3%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 133.0億円 200.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -144.0億円 -83.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -59.7億円 -89.6億円
期末現金及び現金同等物残高 195.2億円 262.8億円

来期予想

2025-03 〜 2026-02

項目 予想 前年比(予想)
売上高 2250.0億円 +9.8%
営業利益 74.0億円 +1.3%
経常利益 80.0億円 +0.1%
当期純利益 42.0億円 +10.4%
1株当たり当期純利益 64.91円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 8円 10円
期末 10円 10円
配当性向:当期 34.0% / 前期 20.8% 純資産配当率:当期 2.1% / 前期 2.0%