株式会社吉野家ホールディングスは、国内における牛丼チェーン「吉野家」、セルフ式讃岐うどん「はなまる」、および米国・中国・アセアン地区でのファストフード店を運営する外食大手です。近年は、既存の牛丼・うどん事業に加え、M&Aを通じてラーメン事業を「第3の柱」に育てる多角化戦略を推進しています。競合環境は、他の牛丼・うどんチェーンのみならず、コンビニエンスストアの中食やデリバリーサービスとの競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-23 提出)収益性
営業利益率
3.6%
≧10%が優良
ROA
6.3%
≧5%が優良
ROE
6.1%
≧10%が優良
ROIC
4.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
9.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
-8.4%
≧10%が優良
EPS成長率
-32.1%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は既存店増収と価格改定により初の2,000億円を突破したが、原材料費・人件費の高騰により営業利益・経常利益ともに減益。
- セグメント別では「はなまる」が大幅増益と躍進する一方、海外事業は米国の人件費上昇と中国の景気減退により利益がほぼ半減(-47.0%)。
- 2030年までの中期経営計画で「ラーメン事業」の本格育成を掲げ、直近でも「キラメキノ未来」を子会社化するなどM&Aを加速させている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-09 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 10.6億円 / 予想: 74.0億円
+20.0%
売上高
実績: 522.2億円 / 予想: 2250.0億円
+9.8%
2Q
営業利益
実績: 44.4億円 / 予想: 82.0億円
+19.5%
売上高
実績: 1104.5億円 / 予想: 2250.0億円
+11.2%
3Q
営業利益
実績: 55.6億円 / 予想: 82.0億円
-2.1%
売上高
実績: 1666.3億円 / 予想: 2250.0億円
+9.8%
通期
営業利益
実績: 80.9億円 / 予想: 未開示
+10.7%
売上高
実績: 2256.7億円 / 予想: 未開示
+10.1%
3行解説
- 2026年2月期連結業績は、売上高が前年比10.1%増の2,256億67百万円、営業利益が10.7%増の80億89百万円となり、増収増益を達成した。
- 国内外での既存店売上高の伸長(全社既存店前年比6.5%増)に加え、「はなまる」や「海外」セグメントの大幅な利益成長が全体の業績を牽引した。
- 中期経営計画に基づき、国内吉野家事業6社を1社へ統合する組織再編や、ラーメン事業の海外進出など、構造改革と新成長領域への投資を加速させている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-09 | 2026年2月期 通期 | +10.7% | -1.4% | -1.3% | — | — |
| 2026-01-07 | 2026年2月期 第3四半期 | -2.1% | +0.3% | -3.5% | -3.3% | +1.0% |
| 2025-10-09 | 2026年2月期 第2四半期 | +19.5% | -0.2% | +7.3% | -2.9% | -2.9% |
| 2025-07-08 | 2026年2月期 第1四半期 | +20.0% | -1.6% | +5.7% | +2.9% | -12.5% |
| 2025-04-10 | 2025年2月期 通期 | -8.4% | -5.8% | +1.7% | -10.5% | -11.1% |
| 2025-01-10 | 2025年2月期 第3四半期 | -7.0% | -0.5% | +1.9% | -1.6% | +7.0% |
有価証券報告書
2025-05-23 有価証券報告書-第68期(2024/03/01-2025/02/28)