株式会社ベルーナは、カタログやネットを通じた通信販売を中心に、多角的な事業を展開する企業グループです。
- 事業内容: アパレル・雑貨事業、化粧品健康食品事業、グルメ事業、ナース関連事業、呉服関連事業、プロパティ事業(ホテル・不動産)、データベース活用事業など。
- 主要製品・サービス: 30代〜50代以上の女性をターゲットとした「ベルーナ」ブランドのアパレル、ワイン通販、看護師向け通販、国内外のホテル運営。
- 競合環境: 通販分野ではZOZOや楽天などのEC大手、プロパティ事業では大手ホテルチェーンと競合しますが、通販で培った顧客データベース(約2,200万人)を横展開する独自のポートフォリオ経営が特徴です。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
5.6%
≧10%が優良
ROA
3.9%
≧5%が優良
ROE
6.3%
≧10%が優良
ROIC
2.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
1.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
21.5%
≧10%が優良
EPS成長率
51.1%
≧10%が優良
3行解説
- インバウンド需要を背景にプロパティ事業(ホテル等)が利益の約44%を稼ぎ出す成長ドライバーとなり、連結営業利益は118.8億円(前年比21.5%増)と大幅に改善した。
- 主力のアパレル・雑貨事業は広告費抑制により16.9億円の営業損失まで赤字幅を縮小したが、化粧品やナース関連等の専門通販分野で顧客維持率が低下し減益となった。
- ホテル開発等の積極投資によりフリーキャッシュフローはマイナスだが、M&Aによる飲食事業強化や株主還元(増配・自社株買い)を並行し、ROE 6.4%への回復を果たした。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 15.9億円 / 予想: 135.0億円
+62.0%
売上高
実績: 508.3億円 / 予想: 2146.0億円
-1.1%
2Q
営業利益
実績: 48.7億円 / 予想: 135.0億円
+36.5%
売上高
実績: 979.9億円 / 予想: 2146.0億円
+0.9%
3Q
営業利益
実績: 108.7億円 / 予想: 135.0億円
+48.1%
売上高
実績: 1643.6億円 / 予想: 2146.0億円
+3.6%
通期
営業利益
実績: 164.8億円 / 予想: 未開示
+38.6%
売上高
実績: 2181.0億円 / 予想: 未開示
+3.4%
3行解説
- 2026年3月期は、インバウンド需要の拡大を背景としたプロパティ事業の躍進により、営業利益が前年同期比38.6%増の164.78億円と大幅な増益を達成。
- 主力のアパレル・雑貨事業は売上高が7.9%減と苦戦したものの、不採算サイトの閉鎖や広告宣伝費の抑制により、セグメント損失を前年の16.96億円から4.08億円まで大幅に圧縮。
- 2027年3月期も増収増益を見込み、年間配当は前期から1円増の39円を予定するなど、株主還元への積極的な姿勢を継続。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | +38.6% | — | — | — | — |
| 2026-01-30 | 2026年3月期 第3四半期 | +48.1% | +1.4% | -4.3% | -6.8% | -7.5% |
| 2025-10-31 | 2026年3月期 第2四半期 | +36.5% | -0.5% | +1.7% | -0.5% | -5.0% |
| 2025-07-31 | 2026年3月期 第1四半期 | +62.0% | -2.7% | -4.9% | -2.2% | -0.7% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | +21.5% | +0.1% | -6.7% | -7.8% | -0.3% |
| 2025-01-31 | 2025年3月期 第3四半期 | +28.2% | -1.4% | -0.5% | +6.9% | +8.1% |
有価証券報告書
2025-06-27 有価証券報告書-第49期(2024/04/01-2025/03/31)