ベステラ株式会社は、製鉄所、発電所、石油化学プラントなどの大型プラント解体に特化した「解体エンジニアリング」企業です。自社で重機や作業員を抱える一般的な解体業者とは異なり、特許工法を用いた工法提案、設計、施工管理などのエンジニアリング業務に特化し、実際の作業は専門の協力会社に外注するビジネスモデルを展開しています。収益の柱はプラント解体工事の請負額と、工事過程で発生するスクラップ(有価物)の売却益です。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2026-01 期末、2026-04-16 提出)収益性
営業利益率
6.7%
≧10%が優良
ROA
7.6%
≧5%が優良
ROE
14.3%
≧10%が優良
ROIC
9.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
2.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
98.3%
≧10%が優良
EPS成長率
75.9%
≧10%が優良
3行解説
- 独自の特許工法(リンゴ皮むき工法等)を核とした「壊すための設計」により、高効率・低コスト・低環境負荷な解体を実現する独自のポジションを確立している。
- 経営陣は専門商社や人材サービス出身のプロ経営者と、創業家による重層的な体制。資本効率を意識した政策保有株式の縮減や、株主還元への積極的な姿勢が鮮明である。
- 老朽化プラントの急増、脱炭素化に伴う設備刷新、風力発電機の更新需要といった強力な長期的潮流が、同社の技術優位性をさらに強化する事業環境にある。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-01 通期 、2026-03-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.3億円 / 予想: 12.0億円
+682.4%
売上高
実績: 25.3億円 / 予想: 130.0億円
-14.4%
2Q
営業利益
実績: 2.3億円 / 予想: 7.0億円
+7.1%
売上高
実績: 51.0億円 / 予想: 120.0億円
-11.6%
3Q
営業利益
実績: 5.3億円 / 予想: 7.0億円
+305.3%
売上高
実績: 80.7億円 / 予想: 120.0億円
+0.8%
通期
営業利益
実績: 7.4億円 / 予想: 未開示
+98.7%
売上高
実績: 111.4億円 / 予想: 未開示
+2.2%
3行解説
- 収益性の劇的改善: 売上高は111.4億円(前年同期比2.2%増)と微増ながら、営業利益は7.4億円(同98.3%増)とほぼ倍増し、採算重視の受注戦略が奏功。
- 財務体質の健全化と大幅増配: 短期借入金30億円の完済により自己資本比率が43.9%から64.8%へ急上昇。配当は前期の20円から40円へ倍増を達成。
- 過去最高の受注残高: 次期繰越工事高(受注残)が85.1億円(同18.3%増)と積み上がり、新中期経営計画の初年度に向けて高い成長の蓋然性を示した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-12 | 2026年1月期 通期 | +98.7% | -0.5% | -6.4% | — | — |
| 2025-12-10 | 2026年1月期 第3四半期 | +305.3% | +0.2% | +14.2% | +14.6% | -1.6% |
| 2025-09-09 | 2026年1月期 第2四半期 | +7.1% | -0.6% | -15.2% | -20.6% | -19.6% |
| 2025-06-09 | 2026年1月期 第1四半期 | +682.4% | -1.7% | -1.2% | -3.0% | -4.0% |
| 2025-03-12 | 2025年1月期 通期 | +51.6% | -0.3% | -5.9% | +9.9% | +7.2% |
有価証券報告書
2026-04-16 有価証券報告書-第53期(2025/02/01-2026/01/31)
2025-04-25 有価証券報告書-第52期(2024/02/01-2025/01/31)