株式会社INPEXは、日本最大の石油・天然ガス開発(上流事業)企業です。世界20カ国以上でプロジェクトを展開し、豪州の「イクシスLNGプロジェクト」やアブダビの大型油田などをコア資産としています。主要製品は原油、天然ガス、およびLNG(液化天然ガス)であり、現在はネットゼロ社会に向けた「水素・アンモニア」「再生可能エネルギー」などの低炭素事業へのシフトも進めています。筆頭株主は経済産業大臣であり、日本のエネルギー安全保障において極めて重要な役割を担うナショナル・フラッグ・カンパニーです。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-26 提出)収益性
営業利益率
56.5%
≧10%が優良
ROA
15.0%
≧5%が優良
ROE
8.2%
≧10%が優良
ROIC
7.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-11.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
-10.7%
≧10%が優良
EPS成長率
-4.2%
≧10%が優良
3行解説
- 油価下落(81.2ドル→70.7ドル)と円高の影響を受け、売上収益2兆113億円(前年比11.2%減)、親会社帰属利益3,938億円(同7.8%減)の減収減益となった。
- イクシスプロジェクトが利益を牽引する一方、ノルウェーでの権益取得(約430億円)など積極的な資産入替を推進し、2035年に向けた収益基盤の多様化を図っている。
- 総還元性向50%以上を掲げ、年間配当100円(前期比14円増)への増配と自己株式取得(904億円)など、株主還元姿勢を一段と強化している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
※ 通期業績予想は非開示(実績のみ表示)
1Q
営業利益
実績: 2782.2億円 / 予想: 未開示
-14.1%
売上高
実績: 5018.0億円 / 予想: 未開示
-6.5%
3行解説
- 2026年12月期第1四半期(1-3月)は、販売価格の下落により減収減益となったものの、事前の保守的な想定を上回る推移を見せた。
- 通期の業績予想を大幅に上方修正し、親会社株主に帰属する当期利益は前回予想の3,300億円から最大4,500億円(レンジ形式の上限)へ引き上げられた。
- 主力であるイクシスプロジェクトの安定操業が続く中、原油価格の見通し引き上げと円安進行を背景に、強含みの見通しへ転換している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年12月期 第1四半期 | -14.1% | -1.6% | +3.3% | — | — |
| 2026-02-12 | 2025年12月期 通期 | -10.7% | +3.3% | -3.2% | +20.0% | +14.7% |
| 2025-11-13 | 2025年12月期 第3四半期 | -14.3% | -0.8% | +5.6% | +4.7% | -2.5% |
| 2025-08-08 | 2025年12月期 第2四半期 | -11.9% | +0.7% | +3.0% | +14.6% | +15.6% |
| 2025-05-13 | 2025年12月期 第1四半期 | -14.8% | +0.5% | +1.0% | +9.2% | +8.7% |
| 2025-02-13 | 2024年12月期 通期 | +14.1% | -1.4% | -1.5% | +4.0% | +0.6% |
有価証券報告書
2026-03-26 有価証券報告書-第20期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-31 有価証券報告書-第19期(2024/01/01-2024/12/31)