東亜道路工業株式会社は、1930年設立の独立系道路舗装最大手の一角です。アスファルト乳剤の製造販売(国内トップクラス)と、道路舗装・土木工事を主軸としています。
- 事業内容: 舗装工事を中心とする「建設事業」と、アスファルト合材・乳剤の製造販売および環境事業(汚染土壌浄化等)を行う「製造販売・環境事業等」の2セグメントを展開。
- 主要製品: アスファルト乳剤、改質アスファルト、アスファルト合材、景観舗装材。
- 主要顧客: 国土交通省(完成工事高の10.9%、約84億円)などの官公庁が中心。
- 競合環境: 道路舗装業界は公共投資に依存しており、大手他社(日本道路、前田道路等)との受注競争に加え、原材料であるストレートアスファルトの価格変動リスクに常にさらされています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
4.0%
≧10%が優良
ROA
5.5%
≧5%が優良
ROE
7.3%
≧10%が優良
ROIC
5.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
7.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
-8.4%
≧10%が優良
EPS成長率
11.6%
≧10%が優良
3行解説
- 建設事業の好調により売上高は1,265億円(前年同期比7.2%増)と伸長したが、原材料高等の影響で営業利益は50億円(同比8.4%減)の減益。
- 自己株式取得(約11.7億円)や消却、DOE8%・配当性向100%を掲げる極めて積極的な株主還元姿勢が鮮明。
- 営業活動によるキャッシュ・フローが17.5億円のマイナスに転じたが、これは仕入債務の減少等による一時的要因であり、資金繰りの安全性は維持されている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-11 15:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -3.8億円 / 予想: 65.0億円
+52.3%
売上高
実績: 232.7億円 / 予想: 1270.0億円
-0.1%
2Q
営業利益
実績: 4.1億円 / 予想: 65.0億円
+129.4%
売上高
実績: 514.6億円 / 予想: 1270.0億円
-4.5%
3Q
営業利益
実績: 28.8億円 / 予想: 65.0億円
-4.2%
売上高
実績: 860.6億円 / 予想: 1270.0億円
-4.9%
通期
営業利益
実績: 57.9億円 / 予想: 未開示
+15.4%
売上高
実績: 1213.3億円 / 予想: 未開示
-4.1%
3行解説
- 売上高は前期比4.1%減の1,213.27億円となったが、収益性の改善により営業利益は15.4%増の57.88億円と、2期ぶりの増益を達成した。
- 建設事業の受注高が前期比17.9%増と大幅に伸長し、次期繰越高は368.64億円(31.4%増)と高水準に積み上がっている。
- 来期(2027年3月期)は増収増益を見込み、特に親会社株主に帰属する当期純利益は22.6%増の42億円と、大幅な回復を計画している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-11 | 2026年3月期 通期 | +15.4% | — | — | — | — |
| 2026-02-06 | 2026年3月期 第3四半期 | -4.2% | -0.5% | -3.0% | +1.5% | -4.7% |
| 2025-11-07 | 2026年3月期 第2四半期 | +129.4% | -3.0% | -2.1% | +0.6% | +3.0% |
| 2025-08-01 | 2026年3月期 第1四半期 | +52.3% | -1.5% | -3.3% | -4.0% | -11.1% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | -8.4% | -5.0% | -7.8% | -6.3% | -6.0% |
| 2025-02-06 | 2025年3月期 第3四半期 | +30.9% | +16.5% | +16.8% | +18.4% | +16.0% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第119期(2024/04/01-2025/03/31)