明星工業株式会社は、1944年創業の熱絶縁工事(保温・保冷)の国内最大手企業です。主にエネルギー関連プラント、船舶、ビルディング等の断熱工事を手掛ける「建設工事事業」と、産業用ボイラの製造・据付を行う「ボイラ事業」の2軸で展開しています。主要顧客は石油・石油化学、電力、ガス業界などの素材・エネルギー産業であり、高度な保冷技術が必要なLNG(液化天然ガス)関連施設等に強みを持っています。競合他社と比較して、材料の製造から施工まで一貫して行える点と、国内・アジア圏における圧倒的な施工実績が強みです。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
16.0%
≧10%が優良
ROA
12.3%
≧5%が優良
ROE
12.7%
≧10%が優良
ROIC
11.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
9.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
31.7%
≧10%が優良
EPS成長率
38.6%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年3月期は、メンテナンス工事や大口案件の収益性改善により、営業利益106.1億円(前年同期比31.6%増)と大幅な増益を達成した。
- 自己資本比率77.4%、現預金334.4億円に対し有利子負債は9.7億円と、極めて堅強な財務体質を維持しつつ、ROE12.8%と資本効率も向上している。
- 配当性向34.3%に加え、16.5億円の自己株式取得と消却を実施するなど、株主還元姿勢が非常に積極的である。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-01-30 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 11.0億円 / 予想: 77.5億円
-28.0%
売上高
実績: 138.4億円 / 予想: 600.0億円
-6.6%
2Q
営業利益
実績: 28.0億円 / 予想: 65.0億円
-28.7%
売上高
実績: 283.0億円 / 予想: 590.0億円
-10.4%
3Q
営業利益
実績: 54.8億円 / 予想: 65.0億円
-8.8%
売上高
実績: 441.4億円 / 予想: 590.0億円
-6.7%
3行解説
- 売上高・利益ともに前年同期比で減収減益となったが、保守的な通期計画に対する営業利益進捗率は84.3%と極めて高く、業績の上振れ期待が強い。
- 受注高が前年同期比10.2%増の492.88億円と好調で、受注残高も243.92億円(同17.9%増)まで積み上がっており、次期以降の業績透明性が向上している。
- ボイラ事業での1.61億円の減損損失計上や新工場稼働に伴うコスト増が重石となったが、27.4億円規模の自己株式取得を完了するなど、積極的な株主還元姿勢を堅持。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-01-30 | 2026年3月期 第3四半期 | -8.8% | -0.2% | -1.2% | +7.4% | +1.5% |
| 2025-10-31 | 2026年3月期 第2四半期 | -28.7% | -1.4% | -4.6% | -1.7% | -1.1% |
| 2025-07-31 | 2026年3月期 第1四半期 | -28.0% | -0.0% | +0.6% | -0.2% | -2.6% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | +31.7% | +0.0% | -2.5% | -2.2% | +0.5% |
| 2025-01-31 | 2025年3月期 第3四半期 | +26.0% | +1.1% | -4.7% | -9.5% | -2.4% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第83期(2024/04/01-2025/03/31)