神田通信機株式会社(以下、同社)は、1947年設立の情報通信および制御技術に強みを持つエンジニアリング企業です。
- 事業内容: 主に「情報通信事業」「照明制御事業」「不動産賃貸事業」の3セグメントを展開。
- 主要製品・サービス:
- 情報通信:PBX(電話交換設備)、ネットワークシステム、IP電話、保守サービス。
- 照明制御:DALI規格を用いたスマートビル向け照明制御システムの設計・施工。
- 自社開発:異なる通信プロトコルを統合する「マルチゲートウェイ」。
- 主要顧客・競合環境: 株式会社日立製作所の特約店、三菱電機株式会社の代理店という強固な基盤を持ち、官公庁、医療・福祉法人、民間企業を主要顧客とします。競合は通信インフラ設営業者やビルオートメーション企業ですが、DALI制御の先駆者としてのポジションを確立しつつあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
8.7%
≧10%が優良
ROA
6.6%
≧5%が優良
ROE
7.3%
≧10%が優良
ROIC
6.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
0.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
-13.3%
≧10%が優良
EPS成長率
-20.0%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は71.79億円(前年同期比0.4%増)と微増ながら、既存PBX市場の縮小や人的資本への投資(賃上げ等)により、親会社株主に帰属する当期純利益は4.31億円(同20.8%減)と減益。
- 照明制御事業が売上・利益ともに大幅成長(セグメント利益同93.8%増)しており、レガシーな通信事業からの構造転換が加速中。
- 自己資本比率64.5%の盤石な財務基盤を背景に、配当性向39.6%、自社株買い約1.99億円の実施など、積極的な株主還元姿勢を維持。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-09 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.0億円 / 予想: 3.1億円
—
売上高
実績: 13.5億円 / 予想: 67.0億円
-2.8%
2Q
営業利益
実績: 1.7億円 / 予想: 4.0億円
-49.4%
売上高
実績: 30.3億円 / 予想: 67.0億円
-6.2%
3Q
営業利益
実績: 1.1億円 / 予想: 4.0億円
-71.8%
売上高
実績: 44.0億円 / 予想: 67.0億円
-9.1%
3行解説
- 本業・サブ事業ともに大苦戦: 情報通信事業の減益に加え、前期の大型案件反動で照明制御事業が赤字転落し、営業利益は前年同期比71.8%減と大幅に落ち込んだ。
- 利益進捗率の低迷: 通期計画(営業利益4億円)に対する進捗率は27.8%に留まり、第4四半期に利益が偏重する極めて厳しい状況にある。
- 増配方針は維持も、下方修正リスクに警戒: 年間配当は前期比6円増の76円を維持しているが、業績の下振れ懸念が強く、投資判断には慎重さが求められる。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-09 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-10 2026-03 第2四半期 2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-08 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-26 2025-03 期末 有価証券報告書-第88期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-12 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-02-10 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)