株式会社不二家は、山崎製パン株式会社を親会社(議決権54.39%所有)とする、1910年創業の老舗菓子メーカーです。
- 事業内容: 「製菓事業」と「洋菓子事業」の2本柱を軸に、飲料、レストラン、キャラクターライセンス事業を展開。
- 主要製品: 「ミルキー」「ルック」「カントリーマアム」「ホームパイ」などのロングセラー商品、および洋菓子店でのケーキ販売。
- 主要顧客: 株式会社山星屋への売上高が125億24百万円(連結売上の10.4%)を占める。
- 競合環境: 菓子業界内での原材料(カカオ豆等)高騰によるコスト競争の激化、およびコンビニスイーツとのシェア争いが継続。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-23 提出)収益性
営業利益率
2.4%
≧10%が優良
ROA
2.9%
≧5%が優良
ROE
3.1%
≧10%が優良
ROIC
2.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
8.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
23.6%
≧10%が優良
EPS成長率
21.4%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年12月期は原材料高騰を増収と生産効率化で吸収し、営業利益が前年比23.6%増の28億40百万円と大幅増益を達成。
- 製菓事業が利益の柱として堅調な一方、洋菓子事業は9億37百万円のセグメント損失を計上しており、構造的な赤字脱却が急務。
- 富士裾野工場への天然水ボトリング工場新設など、116億17百万円の巨額設備投資を実行し、成長領域へのシフトを鮮明化。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-04-27 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 4.1億円 / 予想: 32.0億円
-59.0%
売上高
実績: 295.6億円 / 予想: 1250.0億円
+5.4%
3行解説
- 売上高は前年同期比5.4%増の295億58百万円と増収を確保したものの、営業利益は同59.0%減の4億14百万円と大幅な減益での着地となった。
- 利益圧迫の主因は、価格高騰のピーク時に調達したカカオ豆を原材料に使用したことによる売上原価の上昇であり、通期計画に対する利益進捗は低水準に留まっている。
- セグメント別では、主力ブランドが堅調な製菓事業が成長を牽引する一方、洋菓子事業は店舗数の減少や既存店客数の落ち込みにより赤字が継続し、明暗が分かれた。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-27 | 2026年12月期 第1四半期 | -59.0% | -0.3% | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2025年12月期 通期 | +23.6% | -1.2% | -3.2% | -2.2% | — |
| 2025-10-28 | 2025年12月期 第3四半期 | +38.1% | +0.6% | -0.9% | +1.4% | -4.9% |
| 2025-07-29 | 2025年12月期 第2四半期 | +10.5% | -0.6% | +0.2% | -3.7% | -2.9% |
| 2025-04-24 | 2025年12月期 第1四半期 | -8.6% | -2.8% | -7.0% | -10.2% | -9.4% |
| 2025-02-12 | 2024年12月期 通期 | +67.2% | +0.5% | -6.6% | -0.5% | +9.5% |
有価証券報告書
2026-03-23 有価証券報告書-第131期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-25 有価証券報告書-第130期(2024/01/01-2024/12/31)