日本ハム株式会社(NH Foods Ltd.)は、国内最大手の食肉加工メーカーです。事業は「加工事業本部(ハム・ソーセージ、加工食品、乳製品)」「食肉事業本部(牛・豚・鶏の生産・販売)」「海外事業本部」「ボールパーク事業(北海道日本ハムファイターズの運営等)」の4セグメントで構成されています。垂直統合型(インテグレーション)システムを強みとし、自社での生産から販売までを一貫して行っています。競合他社には伊藤ハム米久ホールディングスやプリマハムがありますが、同社はプロ野球球団を活用したブランド力と、オーストラリアや北米を軸としたグローバル展開で一線を画しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
2.7%
≧10%が優良
ROA
3.9%
≧5%が優良
ROE
5.1%
≧10%が優良
ROIC
5.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
-8.4%
≧10%が優良
EPS成長率
-3.9%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は1兆3,705億円(前年同期比5.1%増)と伸長したが、飼料価格高騰や輸入肉のコスト転嫁遅れにより事業利益は425億円(同5.3%減)の減益となった。
- 北米市場の強化に向けLJD Holdingsグループを約143億円(事業取得支出ベース)で買収し、海外事業とボールパーク事業が新たな収益の柱として急成長している。
- 200億円規模の自社株買いと増配(119円→135円)を実施し、総還元性向を大幅に引き上げるなど株主還元姿勢を極めて強めている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-08 15:40 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: — / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 3541.4億円 / 予想: 1.4兆円
+4.8%
2Q
営業利益
実績: — / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 7226.0億円 / 予想: 1.4兆円
+5.7%
3Q
営業利益
実績: — / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 1.1兆円 / 予想: 1.4兆円
+5.1%
通期
営業利益
実績: — / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 1.5兆円 / 予想: 未開示
+6.3%
3行解説
- 2026年3月期は、食肉事業における豪州牛肉の販売伸長や価格転嫁の進展、ボールパーク事業の好調により、事業利益が前期比60.7%増の683億円と大幅な増益を達成。
- 加工事業本部は製造経費の高止まりで苦戦したものの、2027年3月期は主力商品の数量伸長により事業利益67.2%増のV字回復を計画。
- 株主還元を強化しており、2027年3月期の年間配当は前期比20円増の180円を予想、自己株式485万株(発行済総数の4.9%)の消却も実施。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-08 | 2026年3月期 通期 | — | -0.2% | — | — | — |
| 2026-02-02 | 2026年3月期 第3四半期 | — | +3.7% | -7.1% | -2.1% | +4.1% |
| 2025-11-04 | 2026年3月期 第2四半期 | — | +0.9% | +15.1% | +16.6% | +12.4% |
| 2025-08-01 | 2026年3月期 第1四半期 | — | +0.6% | +4.2% | +6.4% | +8.4% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | — | -1.2% | -6.9% | -11.2% | -15.3% |
| 2025-01-31 | 2025年3月期 第3四半期 | — | -1.4% | -11.8% | -8.1% | +2.9% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第80期(2024/04/01-2025/03/31)