WDBホールディングス株式会社は、理学系(化学・バイオ等)の研究職派遣を主力とする人材サービス会社です。理学系研究職派遣市場では「3人に1人が同社グループ経由」という高いシェアを誇ります。また、医薬品・医療機器開発の受託を行うCRO事業も展開しており、製薬会社、食品メーカー、大学・公的研究機関を主要顧客としています。近年は、派遣のデジタル化を推進するプラットフォーム運営会社への転身を戦略に掲げています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
9.9%
≧10%が優良
ROA
12.4%
≧5%が優良
ROE
9.5%
≧10%が優良
ROIC
10.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
-7.3%
≧10%が優良
EPS成長率
-14.0%
≧10%が優良
3行解説
- 連結売上高は511.3億円(前期比3.7%増)と増収を確保したが、派遣スタッフの待遇改善に伴う原価増や不採算事業の整理により、経常利益は50.9億円(同7.5%減)の減益となった。
- 自己資本比率76.4%、現預金205.7億円を保有する極めて強固な財務基盤を維持しつつ、新社屋建設やITプラットフォームへの投資を積極化している。
- ROEは9.9%と、会社目標とする15%を大きく下回っており、高コスト環境下での収益性改善とプラットフォームビジネスへの転換速度が課題となっている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-06 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 13.2億円 / 予想: 42.3億円
+0.0%
売上高
実績: 129.7億円 / 予想: 511.4億円
+0.6%
2Q
営業利益
実績: 23.3億円 / 予想: 42.3億円
-10.4%
売上高
実績: 253.9億円 / 予想: 511.4億円
-1.0%
3Q
営業利益
実績: 35.5億円 / 予想: 42.3億円
-12.9%
売上高
実績: 381.2億円 / 予想: 511.4億円
-1.8%
3行解説
- 主力の人材サービス事業が堅調: 派遣スタッフの賃金上昇分を派遣料金へ転嫁することに成功し、同セグメントは増収増益を確保。
- CRO事業の不振が重石: 国内主要顧客の受託量減少や海外不採算事業の売却により、営業利益は前年同期比12.9%減と苦戦。
- 利益進捗率は極めて高水準: 通期計画に対する純利益進捗率は93.7%に達しており、期末に向けた業績の上振れ期待が持てる内容。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-06 | 2026年3月期 第3四半期 | -12.9% | -1.6% | -6.4% | -1.9% | -5.3% |
| 2025-11-07 | 2026年3月期 第2四半期 | -10.4% | +1.0% | -1.6% | -3.5% | -2.0% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | 0.0% | -3.0% | -3.8% | -2.7% | -12.0% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -7.3% | -2.7% | -12.6% | -11.8% | -23.8% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | -3.9% | +1.2% | +6.8% | +9.6% | +6.3% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第40期(2024/04/01-2025/03/31)