くら寿司株式会社は、「食の戦前回帰」を理念に、化学調味料・人工甘味料・合成着色料・人工保存料の「四大添加物」を排除した回転ずしチェーンを国内外で展開しています。全店舗を直営で運営し、日本、北米、アジア(台湾・中国)の3地域を主要マーケットとしています。独自の「抗菌寿司カバー鮮度くん」や「ビッくらポン!」、AIを活用した効率化システムなど、テクノロジーを活用した店舗運営が特徴です。競合環境としては、国内の他大手回転ずしチェーンとの差別化を図りつつ、近年は特に北米・アジアの海外市場を成長の柱に据えています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-10 期末、2026-01-27 提出)収益性
営業利益率
2.2%
≧10%が優良
ROA
3.7%
≧5%が優良
ROE
4.5%
≧10%が優良
ROIC
3.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
4.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
-4.2%
≧10%が優良
EPS成長率
11.8%
≧10%が優良
3行解説
- 業績拡大と海外の収益化: 連結売上高は2,451億円(前期比4.3%増)と過去最高を更新し、北米事業が通期経常利益で黒字化を達成するなど、海外の成長が顕著。
- 積極的な出店投資: 年間24店舗の新規出店(国内7、米国15、アジア2)を実施し、投資活動によるキャッシュフローは185億円の支出となるなど、攻めの姿勢を維持。
- 収益性と健全性の両立: 原材料・人件費高騰の中でも、ROE 6.1%(前期5.8%)、自己資本比率40.0%を確保し、財務の健全性と効率的な店舗運営を両立。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-10 第1四半期 、2026-03-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 15.1億円 / 予想: 50.0億円
+13.7%
売上高
実績: 629.2億円 / 予想: 2570.0億円
+7.5%
3行解説
- 国内好調と還元強化のダブルサプライズ: 国内事業がインバウンド需要とアニメコラボ(ヒロアカ等)で大幅増益となり、第1四半期として過去最高の売上高・純利益を更新。
- 株式分割と実質増配を発表: 2026年5月付での1株→2株の株式分割と、分割考慮前で年間30円(前期20円)への大幅な実質増配を発表し、株主還元姿勢を鮮明化。
- 海外事業の足踏みが課題: 北米での既存店売上高減少(2.5%減)や、上海店舗閉鎖に伴う一時費用計上により、海外セグメントの収益性は悪化。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-13 | 2026年10月期 第1四半期 | +13.7% | -0.9% | -3.1% | — | — |
| 2025-12-10 | 2025年10月期 通期 | -4.2% | -1.4% | -7.3% | -5.4% | -9.9% |
| 2025-09-12 | 2025年10月期 第3四半期 | -18.4% | -0.2% | -11.9% | -12.7% | -22.5% |
| 2025-06-13 | 2025年10月期 第2四半期 | -48.5% | +1.4% | +6.2% | +10.2% | +13.9% |
| 2025-03-14 | 2025年10月期 第1四半期 | -24.1% | -1.6% | -3.1% | +15.6% | -2.1% |
有価証券報告書
2026-01-27 有価証券報告書-第30期(2024/11/01-2025/10/31)
2025-01-30 有価証券報告書-第29期(2023/11/01-2024/10/31)