パレモ・ホールディングスは、レディースアパレルと雑貨の専門店チェーンを展開する純粋持株会社です。主要子会社の株式会社パレモが小売事業を担い、全国のショッピングセンター(SC)内へのテナント出店を軸に「Re-J&SUPURE(プラスサイズ)」「illusie300(300円雑貨)」などの多ブランド戦略を展開しています。 収益の源泉は個人消費者の購買による現金収入であり、SCの集客力と季節ごとのMD(マーチャンダイジング)改革、および在庫コントロールを通じたプロパー消化率(定価販売比率)の向上が利益構造の鍵を握るビジネスモデルです。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2026-02 期末、2026-05-13 提出)収益性
営業利益率
1.4%
≧10%が優良
ROA
2.9%
≧5%が優良
ROE
1.4%
≧10%が優良
ROIC
2.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-6.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
-11.4%
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- SC内テナントを主戦場とするアパレル・雑貨小売企業であり、現在は不採算店舗の整理とアパレル・雑貨の「二本柱体制」への転換を急いでいる。
- 代表取締役は吸収合併した鈴丹出身の生粋の現場叩き上げであり、筆頭株主である西松屋チェーンとの資本関係のもとで経営再建を推進。
- 強みはプラスサイズ(大きいサイズ)市場などのニッチ領域でのブランド確立にあるが、円安に伴う仕入原価上昇とSC依存の集客構造が構造的な課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-03-27 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.1億円 / 予想: 3.5億円
—
売上高
実績: 33.9億円 / 予想: 151.0億円
-11.0%
2Q
営業利益
実績: 1.8億円 / 予想: 2.3億円
-30.9%
売上高
実績: 71.7億円 / 予想: 141.6億円
-8.4%
3Q
営業利益
実績: 1.2億円 / 予想: 2.3億円
-39.8%
売上高
実績: 104.0億円 / 予想: 141.6億円
-7.4%
通期
営業利益
実績: 1.9億円 / 予想: 未開示
-11.2%
売上高
実績: 140.8億円 / 予想: 未開示
-6.4%
3行解説
- 利益体質の改善と課題: 売上高(140.82億円、前期比6.4%減)および営業利益(1.90億円、同11.4%減)は減収減益となったが、親会社株主に帰属する当期純利益は2,100万円と黒字転換を達成。
- 中期経営計画の目標撤回: 外部環境の急激な変化(インフレ、消費マインド低下)を受け、計画最終年度の数値目標を一旦取り下げ。成長モデルの再構築へと舵を切る厳しい現状が露呈した。
- キャッシュフローの悪化: 営業活動によるCFが1.24億円の支出(前期は3.63億円の収入)に転じ、現預金も約7.7億円減少するなど、資金繰りの厳しさが増している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-27 | 2026年2月期 通期 | -11.2% | +2.2% | -3.3% | -5.0% | — |
| 2025-12-26 | 2026年2月期 第3四半期 | -39.8% | -1.7% | -3.3% | +16.5% | +3.5% |
| 2025-09-26 | 2026年2月期 第2四半期 | -30.9% | +1.3% | -1.0% | -3.7% | -12.3% |
| 2025-06-27 | 2026年2月期 第1四半期 | — | -2.6% | -7.9% | -10.9% | -14.0% |
| 2025-03-28 | 2025年2月期 通期 | -40.9% | +0.7% | +0.9% | -1.7% | +4.4% |
有価証券報告書
2026-05-13 有価証券報告書-第41期(2025/02/21-2026/02/20)
2025-05-16 有価証券報告書-第40期(2024/02/21-2025/02/20)