株式会社セイヒョーは、新潟県に本社を置く氷菓・アイスクリーム類および和菓子(笹だんご、大福等)の製造販売を主軸とする企業です。看板製品の「もも太郎」は新潟県内で極めて高い知名度を誇ります。自社ブランドに加え、大手乳業メーカー等からの受託生産(OEM)が収益の大きな柱となっており、新潟・三条・佐渡の工場を拠点としています。
- 主要製品・サービス: アイスクリーム類、氷菓、冷凍和菓子、冷凍食品。
- 主要顧客: 森永乳業株式会社(売上高の24.8%)、日本アクセス、イオントップバリュ。
- 競合環境: 大手乳業メーカーや菓子メーカーと競合する一方、OEM供給を通じて共生関係も築いています。夏季の天候に業績が大きく左右される季節性の強い事業構造です。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-28 提出)収益性
営業利益率
2.1%
≧10%が優良
ROA
3.1%
≧5%が優良
ROE
8.9%
≧10%が優良
ROIC
3.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
76.4%
≧10%が優良
EPS成長率
114.5%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年2月期は猛暑の影響とOEM受注の伸長により、売上高44.8億円、当期純利益1.19億円と大幅な増益を達成。
- 構造改革の進展を受け「中期経営計画2027」の目標値を上方修正し、資本効率(ROE 8.9%)の向上にも着手。
- 利益は拡大しているものの、棚卸資産の急増により営業キャッシュフローが純利益を大きく下回っている点は注意が必要。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-10 17:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.5億円 / 予想: 1.2億円
+38.2%
売上高
実績: 13.4億円 / 予想: 46.0億円
+19.5%
2Q
営業利益
実績: 1.9億円 / 予想: 1.2億円
+2.7%
売上高
実績: 31.0億円 / 予想: 46.0億円
+9.8%
3Q
営業利益
実績: 1.1億円 / 予想: 0.1億円
-47.8%
売上高
実績: 38.9億円 / 予想: 47.0億円
+0.3%
通期
営業利益
実績: 0.3億円 / 予想: 未開示
-63.5%
売上高
実績: 48.0億円 / 予想: 未開示
+7.0%
3行解説
- 2026年2月期決算は、主力のアイスクリーム部門が牽引し売上高47.9億円(前期比6.9%増)を確保した一方、コスト増と先行投資の影響で各段階利益は9割超の減益となった。
- 森永北陸乳業から「富山工場」を取得する戦略的投資を実行し、生産能力を大幅に増強。これに伴い「中期経営計画2027」を一旦取り下げ、新たな成長シナリオの策定に着手した。
- 次期(2027年2月期)は新工場の通年寄与により、売上高60億円(25.0%増)、営業利益1.2億円(256.1%増)と、V字回復を見込む極めて意欲的な業績予想を公表。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-10 | 2026年2月期 通期 | -63.5% | -0.7% | +2.5% | — | — |
| 2026-01-09 | 2026年2月期 第3四半期 | -47.8% | -1.7% | -7.9% | -9.2% | -7.9% |
| 2025-10-14 | 2026年2月期 第2四半期 | +2.7% | +0.8% | -9.4% | -13.2% | -13.9% |
| 2025-07-11 | 2026年2月期 第1四半期 | +38.2% | -0.6% | -5.6% | -9.7% | -21.8% |
| 2025-04-11 | 2025年2月期 通期 | +77.8% | +7.1% | +12.5% | -2.9% | -2.5% |
| 2025-01-10 | 2025年2月期 第3四半期 | +175.3% | -0.2% | +5.5% | -1.0% | +13.4% |
有価証券報告書
2025-05-28 有価証券報告書-第114期(2024/03/01-2025/02/28)