株式会社あじかんは、業務用食品(卵加工製品、野菜加工製品、水産練製品)の製造・販売および農産物の生産・販売を主軸とする食品メーカーです。特に厚焼玉子や、ごぼう茶に代表される「ごぼう加工製品」に強みを持ち、「製造直販」のスタイルと独自のコールドチェーン(低温流通体制)による品質管理を特徴としています。 主要顧客はスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの中食・外食業界で、国内のみならず北米、香港、中国など海外展開も強化しています。競合環境としては、大手食品メーカーや卵加工専業メーカー、ヘルスケア食品各社と競合しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
3.8%
≧10%が優良
ROA
7.2%
≧5%が優良
ROE
9.3%
≧10%が優良
ROIC
6.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
1.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
14.9%
≧10%が優良
EPS成長率
2.6%
≧10%が優良
3行解説
- 業務用食品事業の堅調な回復と輸出拡大により、売上高は510.45億円(前期比1.6%増)、営業利益は19.64億円(同14.9%増)と増収増益を達成。
- ヘルスフード事業は売上が伸長したものの、主原料である「ごぼう」の高騰と戦略的な広告宣伝費の投入により、セグメント利益は2.14億円(同32.5%減)と大幅減益。
- 自己資本比率が64.6%まで上昇し、営業キャッシュ・フローが34.55億円と純利益を大きく上回るなど、極めて健全な財務基盤と現金創出能力を示している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
2Q
営業利益
実績: 1.5億円 / 予想: 11.0億円
-88.3%
売上高
実績: 249.4億円 / 予想: 510.0億円
-0.6%
3Q
営業利益
実績: 7.1億円 / 予想: 11.0億円
-66.7%
売上高
実績: 387.3億円 / 予想: 510.0億円
-0.1%
通期
営業利益
実績: 12.8億円 / 予想: 未開示
-34.9%
売上高
実績: 514.3億円 / 予想: 未開示
+0.8%
3行解説
- 2026年3月期の売上高は514.3億円(前年同期比0.8%増)と微増ながら、営業利益は12.7億円(同34.9%減)と大幅な減益で着地。
- 原材料費やエネルギーコストの高騰、人件費の上昇が利益面を圧迫したが、ヘルスフード事業が2桁成長を遂げ、利益の新たな柱として台頭。
- 次期は新中期経営計画「あじかんV30 ver.2.0」を開始し、売上高545億円、営業利益15億円への回復と、年間58円への増配を計画。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | -34.9% | — | — | — | — |
| 2026-02-02 | 2026年3月期 第3四半期 | -66.7% | +2.6% | -3.9% | +5.6% | +2.1% |
| 2025-11-11 | 2026年3月期 第2四半期 | -88.3% | +1.2% | +1.4% | -1.1% | -1.0% |
| 2025-08-01 | 2025年3月期 第1四半期 | +241.4% | -2.5% | -4.3% | -2.2% | -2.4% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | +14.9% | -0.3% | +0.5% | +1.1% | +0.1% |
| 2025-02-03 | 2025年3月期 第3四半期 | +62.2% | +0.4% | +3.6% | +0.6% | +3.5% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第61期(2024/04/01-2025/03/31)