株式会社ファーマフーズは、「医食の研究で貢献」をミッションに掲げるバイオテクノロジー企業です。鶏卵由来の機能性素材(GABA、ボーンペップ等)の研究開発を行う「BtoB事業」、自社開発素材を配合したサプリメントや化粧品、医薬部外品(育毛剤「ニューモ」等)を消費者に直接販売する「BtoC事業」、および抗体医薬品の創薬・研究支援を行う「バイオメディカル事業」を展開しています。売上高の86.9%をBtoC事業が占めており、実態としてはダイレクトマーケティングを主力とする製薬・食品メーカーの側面が強いのが特徴です。競合環境としては、機能性表示食品市場の拡大に伴い、大手食品・化学メーカーとの差別化・広告効率競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-07 期末、2025-10-21 提出)収益性
営業利益率
3.6%
≧10%が優良
ROA
6.8%
≧5%が優良
ROE
3.2%
≧10%が優良
ROIC
3.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
-53.7%
≧10%が優良
EPS成長率
-88.6%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は652.6億円(前期比5.0%増)と過去最高を更新したが、積極的な広告投資と研究開発費の増大により、親会社株主に帰属する当期純利益は3.6億円(同88.5%減)と大幅な減益。
- 営業キャッシュ・フローが10.9億円の赤字に転落。売上債権(約10億円増)と棚卸資産(約11億円増)の積み上がりが利益を圧迫しており、資金繰りの効率性が急激に悪化。
- 伊藤忠商事との資本業務提携や300億円規模の投資計画(新工場、M&A等)を推進するが、主力製品「ニューモ」への依存(売上比24%)とキャッシュ不足が当面の懸念材料。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-07 第3四半期 、2026-06-10 13:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -25.1億円 / 予想: 15.0億円
—
売上高
実績: 157.1億円 / 予想: 680.0億円
+7.6%
2Q
営業利益
実績: -23.6億円 / 予想: 20.0億円
—
売上高
実績: 324.4億円 / 予想: 670.0億円
+8.7%
3Q
営業利益
実績: -14.3億円 / 予想: 20.0億円
-559.0%
売上高
実績: 485.6億円 / 予想: 670.0億円
+3.7%
3行解説
2026年7月期第3四半期連結累計期間は、売上高が前年同期比3.7%増の485億55百万円と微増しましたが、営業利益は△14億30百万円、経常利益は△15億45百万円と大幅な損失を計上しました。これは主に先行投資としての研究開発費と広告宣伝費の増加が影響しており、通期黒字予想に対し第3四半期時点で大幅な赤字進捗となっています。営業活動によるキャッシュフローは△35億57百万円と大幅なマイナスとなり、短期借入金の増加により資金を賄っています。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-06-10 | 2026年7月期 第3四半期 | -559.0% | — | — | — | — |
| 2026-03-13 | 2026年7月期 第2四半期 | — | +7.7% | +16.6% | +20.3% | +2.9% |
| 2025-12-11 | 2026年7月期 第1四半期 | — | -6.1% | -7.2% | -13.0% | -21.5% |
| 2025-09-11 | 2025年7月期 通期 | -53.7% | -15.5% | -20.8% | -23.4% | -27.4% |
| 2025-06-10 | 2025年7月期 第3四半期 | — | -4.9% | -11.1% | -19.4% | -16.2% |
| 2025-03-12 | 2025年7月期 第2四半期 | -59.4% | -8.6% | -0.8% | -2.2% | +2.8% |
有価証券報告書
2025-10-21 有価証券報告書-第28期(2024/08/01-2025/07/31)