株式会社ストレージ王は、セルフストレージ(トランクルーム)の企画・開発・運営・管理を専門に行う企業です。主軸は、土地や建物を取得してトランクルームを建築・改修し、投資家に売却する「開発分譲事業」と、売却後または受託物件の運営・清掃・集金等を行う「運営管理事業」の二段構えです。
単に場所を貸すだけの賃貸業ではなく、コンテナ型(屋外)とビルイン型(屋内)の両輪で、収益性の低い不動産を「高利回りのストレージ資産」へと転換し、投資家に供給する「不動産開発会社」としての側面が強まっています。2026年1月期において、売上高の約63%(約25.3億円)、売上総利益の約70%を開発分譲事業が占めています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2026-01 期末、2026-04-22 提出)収益性
営業利益率
4.8%
≧10%が優良
ROA
4.6%
≧5%が優良
ROE
9.9%
≧10%が優良
ROIC
3.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-6.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
11.3%
≧10%が優良
EPS成長率
55.1%
≧10%が優良
3行解説
- トランクルームを「運営」するだけでなく、投資用商品として「開発・売却」し、その後の管理手数料で安定収益を稼ぐ高回転型ハイブリッドモデル。
- 日本製鉄、パルコ、寺田倉庫と、空間利用と物流のプロフェッショナルを歩んだ荒川社長が、非効率なストレージ市場の構造改革を主導。
- 都市部の住環境狭小化という不可逆なトレンドを背景に、開発案件を積み上げ、管理室数(ストック)の拡大を加速させる成長フェーズ。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-01 通期 、2026-03-16 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.4億円 / 予想: 1.9億円
+47.1%
売上高
実績: 6.3億円 / 予想: 44.0億円
+157.1%
2Q
営業利益
実績: -1.1億円 / 予想: 1.9億円
+2.8%
売上高
実績: 12.8億円 / 予想: 44.0億円
+129.5%
3Q
営業利益
実績: -1.9億円 / 予想: 1.9億円
-4.4%
売上高
実績: 16.3億円 / 予想: 44.0億円
+103.7%
通期
営業利益
実績: 1.9億円 / 予想: 未開示
+11.7%
売上高
実績: 40.0億円 / 予想: 未開示
-6.2%
3行解説
- 減収増益のポジティブな着地: 売上高は前期比6.2%減の約40億円となったが、当期純利益は55.3%増の1.17億円と大幅増益。不採算案件の見直しとコスト管理が奏功。
- 運営管理事業の黒字転換: 主力の「トランクルーム運営管理事業」が1,929万円のセグメント利益(前期は5,322万円の赤字)を計上し、ストック型の収益基盤が強化された。
- 次期への先行投資を加速: 販売用不動産(在庫)が約25.5億円(前期比約5.7億円増)へと大幅に積み上がり、次期16.7%増収計画に向けた仕込みを完了。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-16 | 2026年1月期 通期 | +11.7% | -3.1% | -0.0% | — | — |
| 2025-12-15 | 2026年1月期 第3四半期 | -4.4% | -0.7% | +6.2% | +2.0% | -25.3% |
| 2025-09-12 | 2026年1月期 第2四半期 | +2.8% | +0.4% | +2.0% | +5.1% | -1.0% |
| 2025-06-13 | 2026年1月期 第1四半期 | +47.1% | +1.2% | -2.9% | -1.2% | -8.5% |
| 2025-03-14 | 2025年1月期 通期 | +13.2% | -0.5% | -4.2% | +10.2% | -2.9% |
有価証券報告書
2026-04-22 有価証券報告書-第16期(2025/02/01-2026/01/31)
2025-04-30 有価証券報告書-第15期(2024/02/01-2025/01/31)