あいホールディングス株式会社は、セキュリティ機器、カード機器、情報機器、計測機器、情報通信、設計事業の6つのセグメントを展開する純粋持株会社です。
- 主要製品・サービス: マンション向けセキュリティシステム、病院・金融向けカード発行機、鉄構業界向けCAD、カッティングプロッタ、ビジネスホン等。
- 主要顧客: 三菱HCキャピタル(販売実績の9.9%、約65億円)が主要な販売先となっており、リース販売が中心です。
- 競合環境: セキュリティ市場ではマンション更新需要で強みを持ち、5期連続で最高益を更新しています。一方、コンシューマ向け情報機器(北米市場)では個人消費の冷え込みによる厳しい競争環境にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-06 期末、2025-09-26 提出)収益性
営業利益率
13.4%
≧10%が優良
ROA
7.6%
≧5%が優良
ROE
22.1%
≧10%が優良
ROIC
7.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
32.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
-9.8%
≧10%が優良
EPS成長率
23.0%
≧10%が優良
3行解説
- 積極的なM&A(岩崎通信機、ナカヨの完全子会社化)により売上高は前期比32.9%増の661億円と急拡大したが、既存事業の苦戦で営業利益は9.8%減の88億円となった。
- 当期純利益は179億円の「負ののれん発生益」計上により212億円(前期比35.7%増)と過去最高水準だが、キャッシュを伴わない会計上の利益である点に注意が必要。
- 北米での個人向けカッティングマシン事業が約10億円の営業減益となるなど足かせとなっており、新子会社とのシナジー創出と既存事業の回復が今後の焦点。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-06 第2四半期 、2026-02-16 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 20.4億円 / 予想: 107.0億円
+14.7%
売上高
実績: 202.7億円 / 予想: 900.0億円
+80.6%
2Q
営業利益
実績: 46.5億円 / 予想: 107.0億円
+19.6%
売上高
実績: 407.8億円 / 予想: 900.0億円
+26.2%
3行解説
- ナカヨ連結化と設計事業の躍進が業績を牽引: 株式会社ナカヨの連結子会社化により売上高が前年同期比26.2%増と急拡大。また、設計事業が耐震診断等の需要を捉え、セグメント利益で217.5%増と驚異的な伸びを記録。
- 純利益の減益は一過性要因の剥落: 親会社株主に帰属する中間純利益は56.3%減の61.8億円となったが、これは前期に計上された岩崎通信機関連の負ののれん発生益(約143億円)の反動であり、本業の営業利益は19.6%増と実質増益基調。
- 強気な還元姿勢: 通期業績予想は据え置いたものの、配当予想を前回発表から10円増額し、年間110円(前期比10円増)へと上方修正。資本効率と株主還元を重視する姿勢を鮮明にした。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-16 | 2026年6月期 第2四半期 | +19.6% | +2.0% | +4.7% | +10.0% | — |
| 2025-11-14 | 2026年6月期 第1四半期 | +14.7% | -0.2% | +3.2% | +3.0% | -0.4% |
| 2025-08-19 | 2025年6月期 通期 | -9.8% | +1.3% | -0.1% | +6.5% | +1.0% |
| 2025-05-14 | 2025年6月期 第3四半期 | -5.0% | +2.1% | +3.0% | +12.0% | +8.2% |
| 2025-02-14 | 2025年6月期 第2四半期 | -24.1% | -1.0% | -0.3% | +4.1% | +12.9% |
有価証券報告書
2025-09-26 有価証券報告書-第19期(2024/07/01-2025/06/30)