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帝人

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3401 プライム

帝人株式会社は、高機能素材(マテリアル)、繊維・製品、ヘルスケアの3つの領域を主軸に展開するグローバル企業です。

  • マテリアル事業:アラミド繊維、ポリカーボネート樹脂、炭素繊維、複合成形材料などを製造・販売。自動車、航空機、防弾用途が主要市場です。
  • 繊維・製品事業:ポリエステル繊維の生産や、アパレル・産業資材向け繊維製品の商社機能を持ちます。
  • ヘルスケア事業:骨粗鬆症治療薬等の医薬品や、在宅酸素療法(HOT)・CPAP(睡眠時無呼吸症候群向け)などの在宅医療機器サービスを提供。
  • 競合環境:炭素繊維やアラミド繊維ではグローバルで高いシェアを誇りますが、中国メーカー等の増産による汎用品の価格競争激化にさらされています。なお、当期中に電子コミックを手掛ける「IT事業(インフォコム)」の売却を完了しました。

市場ポジション

プライム市場 / 繊維製品

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)

収益性

営業利益率

-7.1%

≧10%が優良

ROA

-6.3%

≧5%が優良

ROE

6.7%

≧10%が優良

ROIC

-6.1%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

4.7%

≧10%が優良

営業利益成長率

≧10%が優良

EPS成長率

≧10%が優良

3行解説

  • 巨額減損による赤字と事業構造の激変:北米複合成形材料事業(TAT)の売却決定に伴う578億円の減損やヘルスケアの280億円の減損により、718億円の営業損失を計上。
  • インフォコム売却による財務健全化:IT事業の売却益1,021億円を計上したことで最終損益は283億円の黒字に浮上し、D/Eレシオが0.9倍へと大幅に改善。
  • 収益性の課題と再建への道筋:ヘルスケアの薬価改定影響など足かせはあるが、不採算事業の整理(TAT、インフォコム)により、2026年度以降の成長軌道回帰を目指す。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-11 11:30 提出)

進捗

1Q
営業利益
-71.5%
売上高
-4.8%
2Q
営業利益
-13.4%
売上高
-11.1%
3Q
営業利益
-23.0%
売上高
-12.7%
通期
営業利益
+1.6%
売上高
-13.2%

3行解説

  • 2026年3月期は、アラミド事業やヘルスケア事業での減損損失889億円の計上により、親会社所有者帰属の当期損益は880億円の赤字に転落。
  • 売上収益は前期比13.2%減の8,732億円となった一方、実質的な稼ぐ力を示す事業利益は258億円(同6.6%減)を確保し、底堅さを見せた。
  • 次期は構造改革の進展と関係会社株式売却益(約455億円)を見込み、当期利益450億円への黒字浮上とV字回復を計画している。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-05-11 2026年3月期 通期 +1.6%
2026-02-04 2026年3月期 第3四半期 -23.0% +5.2% +5.9% +7.7% +10.7%
2025-11-05 2026年3月期 第2四半期 -13.4% -8.3% -5.4% -5.5% -4.9%
2025-08-05 2026年3月期 第1四半期 -71.5% -0.5% -6.4% -6.0% -9.5%
2025-05-12 2025年3月期 通期 -1362.3% -4.7% -6.7% -7.9% -0.0%
2025-02-06 2025年3月期 第3四半期 +1.5% +5.8% +10.7% +5.3%