株式会社稲葉製作所は、「やっぱりイナバ、100人乗っても大丈夫」のテレビCMで知られる鋼製物置の国内トップシェアメーカーです。
- 事業内容: 「鋼製物置セグメント」(物置、ガレージ、倉庫等)と「オフィス家具セグメント」(デスク、チェア、壁面収納庫等)の2事業を展開。
- 主要製品: 物置「フォルタ」「シンプリー」、デザイナーズガレージ「アルシア」、オフィス家具「デュエナ」シリーズ等。
- 主要顧客: 住宅設備卸のユアサ商事株式会社への売上高が120.3億円(連結売上高の28.7%)に達しており、特定の販路への依存度が極めて高い構造です。
- 競合環境: 鋼製物置は少数社による寡占市場ですが、オフィス家具は大手との価格競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-07 期末、2025-10-27 提出)収益性
営業利益率
4.5%
≧10%が優良
ROA
3.1%
≧5%が優良
ROE
3.5%
≧10%が優良
ROIC
2.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-1.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
-39.1%
≧10%が優良
EPS成長率
-35.6%
≧10%が優良
3行解説
- 業績悪化: 物価上昇による個人消費の冷え込みと原材料・エネルギー価格の高騰により、売上高419億円(前期比1.2%減)、営業利益18.6億円(同39.1%減)と大幅な減益。
- 強固な財務と還元: 自己資本比率74.0%と極めて高く、業績苦戦の中でも年間配当を42円(前期比5円増)へ増配し、5億円の自社株買いも実施する株主重視の姿勢。
- 生産体制の再編: 2026年に向けたオフィス家具の柏工場移管や富岡工場の増強など、将来の収益性改善に向けた大規模な設備投資を継続中。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-07 第2四半期 、2026-03-13 17:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 3.5億円 / 予想: 24.6億円
+4.8%
売上高
実績: 101.6億円 / 予想: 428.5億円
+1.7%
2Q
営業利益
実績: 6.4億円 / 予想: 24.6億円
+19.3%
売上高
実績: 197.4億円 / 予想: 428.5億円
-0.8%
3行解説
- 売上高は物置需要の停滞により前年同期比0.8%減の197.4億円となったが、価格改定やコスト削減が奏功し、営業利益は同19.4%増の6.3億円と大幅増益を達成。
- 主力の鋼製物置事業が苦戦する一方で、オフィス家具事業が赤字から脱却しV字回復を遂げ、全体の利益を押し上げた。
- 決算発表と同時に上限3.37億円の自己株式取得を発表し、株主還元と資本効率の向上に対する積極的な姿勢を示した。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-03-13 2026-07 第2四半期 2026年7月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-12-12 2026-07 第1四半期 2026年7月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-10-27 2025-07 期末 有価証券報告書-第78期(2024/08/01-2025/07/31)
短信
2025-09-12 2025-07 通期 2025年7月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-06-13 2025-07 第3四半期 2025年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-03-14 2025-07 第2四半期 2025年7月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)