サツドラホールディングス株式会社は、北海道を基盤にドラッグストア「サツドラ」を展開する小売チェーンの持株会社です。
- 事業内容: 主力の「リテール事業(ドラッグストア・調剤薬局)」を筆頭に、地域共通ポイントカード「EZOCA」を活用した「マーケティング事業」、およびPOSアプリケーション開発等の「その他事業」で構成されます。
- 主要製品・サービス: 医薬品、化粧品(ビューティケア)、日用雑貨、食品の販売。特に北海道内でのドミナント戦略に強みを持ち、インバウンド向け店舗も運営しています。
- 競合環境: 業界大手によるM&Aや既存企業間の出店競争が激化しており、物価上昇や実質賃金の減少による節約志向の高まり、さらには建築コストや光熱費、人件費の上昇が収益の圧迫要因となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-05 期末、2025-08-07 提出)収益性
営業利益率
1.7%
≧10%が優良
ROA
3.7%
≧5%が優良
ROE
8.0%
≧10%が優良
ROIC
3.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
4.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
21.0%
≧10%が優良
EPS成長率
63.0%
≧10%が優良
3行解説
- 業績: 売上高が初めて1,000億円を突破し、リテール事業でのビューティケア伸長や価格戦略(ESLP)により、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比63.1%増の7.67億円と大幅増益を達成。
- 戦略: 建築コスト高騰等で旧中期計画が困難となったため、新たに2028年5月期を最終年度とする中期経営計画を策定。ROE11.7%、累進配当への転換など、資本効率と株主還元の強化を鮮明にした。
- 懸念: 不採算店舗12店舗等に係る減損損失3.39億円を計上。自己資本比率は21.2%と低水準に留まり、有利子負債依存度も37.3%と高いため、金利動向が将来のCFに与える影響に注意が必要。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-05 第3四半期 、2026-03-19 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.6億円 / 予想: 18.0億円
-29.1%
売上高
実績: 254.8億円 / 予想: 1020.0億円
+1.6%
2Q
営業利益
実績: 5.4億円 / 予想: 18.0億円
-38.4%
売上高
実績: 503.1億円 / 予想: 1020.0億円
+1.3%
3Q
営業利益
実績: 9.3億円 / 予想: 11.0億円
-27.6%
売上高
実績: 758.6億円 / 予想: 1005.0億円
+0.2%
3行解説
- 大幅な減益決算と通期予想の下方修正: 売上高は758.6億円(前年同期比0.2%増)と横ばいながら、営業利益は9.3億円(同27.7%減)と大きく落ち込み、同日に通期利益予想の下方修正を発表した。
- コスト増が利益を圧迫: 賃上げによる人件費の増加、政府補助金終了に伴う電気料金の上昇、およびインバウンド販促費の増加が直撃し、リテール事業の採算が急激に悪化している。
- インバウンド需要の不透明感: 台湾・東南アジア圏は堅調なものの、11月の中国政府による渡航自粛要請や春節時期の後ずれが響き、期待されたインバウンド効果が想定を下回った。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-03-19 2026-05 第3四半期 2026年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-12-19 2026-05 第2四半期 2026年5月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-09-19 2026-05 第1四半期 2026年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-08-07 2025-05 期末 有価証券報告書-第9期(2024/05/16-2025/05/15)
短信
2025-06-20 2025-05 通期 2025年5月期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-03-21 2025-05 第3四半期 2025年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)