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阿波製紙

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3896 スタンダード

阿波製紙株式会社は、1916年創業の特殊紙・不織布メーカーです。独自の「機能紙(書く・拭く以外に電気絶縁、濾過、耐熱等の機能を持つ紙)」の技術をコアとし、世界的なニッチトップを目指しています。

  • 主要製品・サービス:自動車エンジン用濾材、クラッチ板用摩擦材原紙、水処理用分離膜(逆浸透膜/RO膜)支持体、NEV(新エネルギー車)向け断熱材「M-thermo」。
  • 主要顧客:株式会社サンコー(売上高比率26.4%)、旭洋株式会社(同12.9%)。自動車部品メーカーや水処理プラントメーカーが主。
  • 競合環境:自動車用濾材や水処理用支持体においてグローバルな競争環境にありますが、特定の高機能分野では高いシェアを維持。一方、自動車の電動化(EVシフト)に伴い、既存のエンジン用濾材市場は中長期的に縮小のリスクにさらされています。

市場ポジション

スタンダード市場 / パルプ・紙

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)

収益性

営業利益率

2.5%

≧10%が優良

ROA

1.8%

≧5%が優良

ROE

0.5%

≧10%が優良

ROIC

2.1%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

6.3%

≧10%が優良

営業利益成長率

21.9%

≧10%が優良

EPS成長率

-31.7%

≧10%が優良

3行解説

  • 売上高(171.2億円)と営業利益(4.3億円)は北米市場の好調と価格改定により増収増益を達成したが、純利益は税負担増等で3,586万円(31.6%減)に留まった。
  • 新小松島工場の建設に伴う約51.8億円の巨額投資により、自己資本比率が23.9%から19.6%へ急低下し、財務健全性に課題が残る。
  • 成長投資と財務基盤回復を優先するため、当期配当は「無配」に転落。株主還元よりも、水処理事業の本格稼働によるCF改善が急務となっている。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 16:00 提出)

進捗

1Q
営業利益
-50.4%
売上高
+16.7%
2Q
営業利益
-2400.0%
売上高
+8.8%
3Q
営業利益
売上高
+7.7%
通期
営業利益
-86.6%
売上高
+8.0%

3行解説

  • 売上高は水処理関連の伸長により前年同期比8.0%増と増収を確保したが、原材料・人件費の高騰や物流費増が響き、営業利益は同86.4%減の5,800万円と大幅な減益。
  • 新工場建設に伴う補助金収入15億円を特別利益に計上したことで、経常損失(9,500万円)を出しつつも、親会社株主に帰属する当期純利益は7.53億円(前年同期は3,500万円)と急増した。
  • 次期(2027年3月期)は、成長分野である水処理関連の拡販と販売価格の適正化により営業利益6.9億円へのV字回復を見込む一方、一過性の補助金剥落で純利益は80.1%減の予想。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-05-13 2026年3月期 通期 -86.6%
2026-02-10 2026年3月期 第3四半期 -1.7% -11.7% -18.3%
2025-11-11 2026年3月期 第2四半期 -2400.0% +3.8% -4.4% -7.6% -13.8%
2025-08-08 2026年3月期 第1四半期 -50.4% -2.0% -4.5% -5.8% -15.6%
2025-05-13 2025年3月期 通期 +22.0% -3.9% -7.0% -8.3% -12.9%
2025-02-12 2025年3月期 第3四半期 -55.6% +2.3% -6.3% -3.7% +0.2%