多木化学株式会社は、1885年に日本初の人造肥料製造を開始した老舗の化学メーカーです。現在は以下の6つのセグメントで多角経営を行っています。
- アグリ事業: 複合肥料、りん酸質肥料等の製造・販売。
- 化学品事業: 水処理薬剤(ポリ塩化アルミニウム等)、機能性材料(電子材料向け酸化タンタル等)の製造・販売。
- 建材事業: 石こうボードの製造・販売。
- 石油・運輸事業: 石油製品の販売、海上・陸上輸送。
- 不動産事業: ショッピングセンター等の賃貸。
主要顧客・競合: 農業団体、地方自治体(浄水場)、電子部品メーカー、住宅メーカー等。多角化により特定業界の景気変動リスクを分散しているのが特徴です。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-25 提出)収益性
営業利益率
7.5%
≧10%が優良
ROA
5.1%
≧5%が優良
ROE
8.1%
≧10%が優良
ROIC
5.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
7.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
18.6%
≧10%が優良
EPS成長率
43.4%
≧10%が優良
3行解説
- 価格転嫁の進展と販売数量増により、売上高419.77億円(前期比7.9%増)、純利益32.77億円(同42.5%増)と大幅な増益を達成。
- ROEが8.1%へ向上し、中期経営計画2028の最終目標を上方修正(売上440億円、営業利益35億円)するなど、成長への自信を深めている。
- 洛東化成工業の買収(M&A)や魚うろこ由来コラーゲン等の新領域開発を加速させつつ、配当を75円(前年55円)へ大幅増配し、株主還元姿勢を鮮明にした。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-08 13:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 9.5億円 / 予想: 24.5億円
+37.1%
売上高
実績: 107.8億円 / 予想: 430.0億円
+9.2%
3行解説
- 第1四半期の営業利益は9.46億円(前年同期比37.1%増)と大幅増益を達成し、通期計画に対する進捗率は38.6%と極めて高い水準。
- 主力の化学品およびアグリ事業において、原料価格の上昇を適切に販売価格へ転嫁できたことが収益性の改善を強力に牽引。
- 投資有価証券の評価額上昇により、純資産が20.5億円増加して453.8億円となり、自己資本比率も65.7%へ向上するなど財務の健全性がさらに高まった。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-08 | 2026年12月期 第1四半期 | +37.1% | +12.8% | — | — | — |
| 2026-02-09 | 2025年12月期 通期 | +18.6% | -6.3% | -9.1% | -3.7% | +10.0% |
| 2025-11-10 | 2025年12月期 第3四半期 | +41.9% | -2.1% | -4.6% | -4.0% | +2.2% |
| 2025-08-07 | 2025年12月期 第2四半期 | +48.0% | +7.7% | +9.6% | +16.6% | +19.5% |
| 2025-05-12 | 2025年12月期 第1四半期 | +38.8% | +1.5% | -3.9% | -9.3% | -10.9% |
| 2025-02-10 | 2024年12月期 通期 | +192.5% | +1.1% | +3.9% | +5.9% | +1.2% |
有価証券報告書
2026-03-25 有価証券報告書-第107期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-27 有価証券報告書-第106期(2024/01/01-2024/12/31)