株式会社タカギセイコーは、プラスチック製品の成形および金型製造を主軸とするサプライヤーです。事業は「成形品事業」と、不動産賃貸等を含む「その他の事業」で構成されています。
- 主要製品: 四輪・二輪車の内外装部品(バンパー、インストルメントパネル等)、燃料タンク、OA機器(複写機・プリンター)の外装部品、医療機器部品。
- 主要顧客: 本田技研工業株式会社(連結売上高の17.1%を占める)。
- 競合環境: 国内外のプラスチック成形メーカーと競合。原材料価格(石油化学原料)の変動や、自動車業界の電動化シフトに伴う技術競争、およびグローバルな価格競争に晒されています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
2.6%
≧10%が優良
ROA
3.0%
≧5%が優良
ROE
-13.3%
≧10%が優良
ROIC
3.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-13.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
-51.5%
≧10%が優良
EPS成長率
-288.5%
≧10%が優良
3行解説
- 車両分野の受注減と中国事業の苦戦により、売上高は前期比13.3%減の442.9億円、営業利益は51.5%減の11.6億円と大幅な減収減益。
- 中国撤退に伴う「関係会社整理損失」33.8億円(うち減損損失25.2億円等)を特別損失に計上し、親会社株主に帰属する当期純損失は22.5億円の赤字へ転落。
- 不採算の中国拠点を譲渡しつつ、成長市場のインドに合弁会社を設立するなど、経営資源の「選択と集中」による構造改革を急ピッチで進めている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.1億円 / 予想: 13.0億円
-68.0%
売上高
実績: 100.6億円 / 予想: 400.5億円
-7.9%
2Q
営業利益
実績: 5.7億円 / 予想: 14.5億円
+1.3%
売上高
実績: 202.1億円 / 予想: 408.7億円
-7.0%
3Q
営業利益
実績: 14.2億円 / 予想: 18.2億円
+80.4%
売上高
実績: 308.9億円 / 予想: 413.4億円
-5.6%
通期
営業利益
実績: 21.5億円 / 予想: 未開示
+84.5%
売上高
実績: 414.8億円 / 予想: 未開示
-6.4%
3行解説
- 2026年3月期は、不採算だった中国子会社の譲渡による構造改革を断行し、売上規模は縮小したものの、利益面では大幅な増益と黒字転換を達成した。
- 国内事業が車両およびOA分野の受注増により好調を維持し、グループ全体の利益を牽引。自己資本比率も31.1%から38.4%へ改善するなど財務体質の強化が進んだ。
- 2027年3月期予想は、事業再編による連結範囲の減少や外部コスト高騰を織り込み慎重な減収減益を見込むが、累進配当方針に基づき10円の増配(年間60円)を予定している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | +84.5% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | +80.4% | +1.9% | +12.4% | +14.1% | — |
| 2025-11-12 | 2026年3月期 第2四半期 | +1.3% | +2.7% | +1.3% | -1.6% | -5.1% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | -68.0% | +0.2% | -1.7% | -2.2% | -6.6% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -51.5% | +0.3% | +2.8% | -0.3% | -2.4% |
| 2025-02-14 | 2025年3月期 第3四半期 | -58.0% | +2.9% | +0.7% | +1.0% | +1.4% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第66期(2024/04/01-2025/03/31)