小林製薬株式会社は、家庭用品(芳香・消臭剤、衛生雑貨、カイロ)およびOTC医薬品(一般用医薬品)、口腔衛生品などを展開する大手日用品・医薬品メーカーです。「あったらいいな」をカタチにするニッチ戦略を強みとし、主要製品には「アンメルツ」「アイボン」「ブルーレット」「サワデー」「熱さまシート」「桐灰カイロ」などがあります。 主要な顧客は卸売業の株式会社PALTAC(売上高比率39.7%)および株式会社あらた(10.2%)です。競合環境としては、大手日用品メーカーや製薬会社と競合しますが、独自の製品開発力により高い市場シェアを維持しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-25 提出)収益性
営業利益率
9.0%
≧10%が優良
ROA
5.5%
≧5%が優良
ROE
1.7%
≧10%が優良
ROIC
6.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
0.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
-40.0%
≧10%が優良
EPS成長率
-63.7%
≧10%が優良
3行解説
- 紅麹関連製品の健康被害事案により、回収・補償費用(特別損失36.9億円)および信頼失墜に伴う国内事業の利益急減(セグメント利益39.9%減)を記録した。
- 仙台新工場の収益性低下等に伴う147.7億円の巨額減損損失を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は前年比63.7%減の36.5億円と大幅増益から一転して沈み込んだ。
- 一方で、自己資本比率76.3%の盤石な財務基盤を背景に、配当性向211.4%となる104円配当(30期連続増配計画)を維持し、株主還元姿勢を鮮明にしている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-08 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 13.5億円 / 予想: 125.0億円
-46.7%
売上高
実績: 336.6億円 / 予想: 1730.0億円
+3.2%
3行解説
- 売上高は前年同期比3.2%増の336.6億円と増収を確保したが、営業利益は広告宣伝費や販管費の増加により46.7%減の13.5億円と大幅な減益。
- 国内事業は「紅麹」問題による広告停止からの再開を経てヘルスケア・日用品ともに回復基調にあり、セグメント売上高は3.8%増と堅調に推移。
- 国際事業は中国市場でのカイロ等の好調により増収となったが、米国の供給問題や東南アジアの需要反動減、投資先行により3.3億円のセグメント損失を計上。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-08 | 2026年12月期 第1四半期 | -46.7% | +1.7% | -0.6% | — | — |
| 2026-02-10 | 2025年12月期 通期 | -40.0% | -0.1% | +6.7% | +7.9% | +12.8% |
| 2025-11-11 | 2025年12月期 第3四半期 | -32.3% | +0.1% | +1.3% | -3.6% | -6.6% |
| 2025-08-05 | 2025年12月期 第2四半期 | -29.8% | -0.7% | -2.6% | -3.6% | -9.0% |
| 2025-05-09 | 2025年12月期 第1四半期 | -49.6% | -2.1% | -3.7% | +0.3% | -6.7% |
| 2025-02-10 | 2024年12月期 通期 | -3.6% | +0.9% | -2.7% | +0.1% | +4.0% |
有価証券報告書
2026-03-25 有価証券報告書-第108期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-28 有価証券報告書-第107期(2024/01/01-2024/12/31)