モイ株式会社は、日本最大級のライブ配信コミュニケーションプラットフォーム「ツイキャス(TwitCasting)」を運営する企業です。スマホ一つで手軽にライブ配信・視聴ができるCtoCサービスを主軸としています。
収益構造は、ライブ配信中に視聴者が配信者に送る「バーチャルギフト(ポイント)」の販売が売上高の約88%を占める柱となっています。その他、月額課金制の「メンバーシップ」の手数料(約8%)や、有料チケット制のライブ配信「ツイキャスプレミア」の販売手数料(約3%)などで構成される、典型的なプラットフォーム・ビジネスモデルです。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2026-01 期末、2026-04-22 提出)収益性
営業利益率
5.1%
≧10%が優良
ROA
8.1%
≧5%が優良
ROE
5.3%
≧10%が優良
ROIC
16.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
1.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
45.9%
≧10%が優良
EPS成長率
265.8%
≧10%が優良
3行解説
- 累計登録ユーザー数4,000万人を超える国内有数のライブ配信プラットフォーム「ツイキャス」に経営資源を集中。
- 創業社長である赤松氏が発行済株式の過半数を保有するオーナー経営であり、技術背景を持つ少人数体制での高能率運営が特徴。
- 独自の「投げ銭文化」と自社開発の低コスト配信インフラによる構造的強みを持つ一方、単一サービスへの高い依存度が課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-01 通期 、2026-03-11 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.5億円 / 予想: 1.1億円
+13.3%
売上高
実績: 16.1億円 / 予想: 66.1億円
+1.9%
2Q
営業利益
実績: 1.5億円 / 予想: 1.1億円
+10.6%
売上高
実績: 33.0億円 / 予想: 66.1億円
+1.1%
3Q
営業利益
実績: 2.6億円 / 予想: 3.3億円
+44.8%
売上高
実績: 49.5億円 / 予想: 66.1億円
+0.5%
通期
営業利益
実績: 3.4億円 / 予想: 未開示
+46.1%
売上高
実績: 66.9億円 / 予想: 未開示
+1.5%
3行解説
- 利益面の大幅伸長: 売上高は前期比1.5%増の66.8億円に留まるも、決済手数料の抑制やインフラ費用の削減により、営業利益は前期比45.9%増の3.39億円と大幅な増益を達成。
- 収益構造の良質化: Web決済比率の向上により月間平均ポイントARPPUが7,474円(前期比10.4%増)と伸長し、アプリプラットフォーマーへの手数料依存を減らす高利益体質への転換が進んだ。
- 懸念材料の払拭と不透明感: JASRAC等との長年の懸案事項であった音楽著作権料問題の解決(特別損失2.8億円)という膿出しを完了したが、次期純利益予想は繰延税金資産の見積もり困難を理由に「未定」とした。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-11 | 2026年1月期 通期 | +46.1% | -3.5% | -4.0% | -13.5% | — |
| 2025-12-10 | 2026年1月期 第3四半期 | +44.8% | +14.8% | +31.1% | +34.9% | +1.6% |
| 2025-09-10 | 2026年1月期 第2四半期 | +10.6% | -3.1% | -0.8% | -12.2% | -11.7% |
| 2025-06-11 | 2026年1月期 第1四半期 | +13.3% | +2.4% | -5.3% | -7.1% | -4.7% |
| 2025-03-12 | 2025年1月期 通期 | +63.4% | +0.2% | -19.1% | -12.8% | -24.9% |
有価証券報告書
2026-04-22 有価証券報告書-第14期(2025/02/01-2026/01/31)
2025-04-25 有価証券報告書-第13期(2024/02/01-2025/01/31)