ASAHI EITOホールディングス株式会社は、衛生機器(水洗便器等)および洗面化粧台の製造・販売を中核とする老舗メーカーを母体とした持株会社です。現在は「住宅設備メーカー企業から、住まいと暮らし創造企業グループへ」を掲げ、以下の3事業を展開しています。
- 住まい事業:衛生機器、洗面機器、建築仕上塗材(山本窯業化工)の製造・販売。
- 暮らし事業:太陽光発電・蓄電池システムの施工販売、施設管理、希ガス事業、ドローンスクール等。
- 投資事業:M&Aおよび不動産賃貸。
主要顧客には日本ライフサポート株式会社(売上高の11.6%)が挙げられます。競合環境としては、衛生陶器市場において大手LIXILやTOTOとの厳しいシェア争いの中にあり、原材料・エネルギー価格高騰の影響を強く受ける構造にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-11 期末、2026-02-27 提出)収益性
営業利益率
-6.3%
≧10%が優良
ROA
-10.6%
≧5%が優良
ROE
-32.0%
≧10%が優良
ROIC
-11.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
9.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は43.36億円(前期比9.3%増)と伸長したが、営業損失2.72億円、純損失3.40億円と赤字が継続。
- 「継続企業の前提に関する重要事象等(GC注記)」が付されており、営業CFのマイナスと多額の純損失による資金繰りリスクが顕著。
- 本業の「住まい事業」が赤字の足かせとなる一方、太陽光関連の「暮らし事業」は黒字化を達成しており、事業構造の転換が急務。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-11 第1四半期 、2026-04-10 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.5億円 / 予想: 0.0億円
-24.4%
売上高
実績: 10.6億円 / 予想: 58.0億円
-0.1%
3行解説
- 売上高は10.64億円(前年同期比0.1%減)と横ばいだが、営業損失は5,100万円(前年同期は4,100万円の損失)に拡大した。
- 原材料高騰や円安によるコスト増を吸収しきれず、全段階利益において前年同期を上回る赤字を計上する苦しい立ち上がりとなった。
- 「継続企業の前提に関する重要事象等」が注記されており、新株予約権による資金調達と新規事業(希ガス、暗号資産等)の早期収益化が喫緊の課題。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-10 | 2026年11月期 第1四半期 | -24.4% | +17.0% | +19.9% | — | — |
| 2026-01-19 | 2025年11月期 通期 | +15.0% | +1.7% | -7.5% | -19.4% | -23.9% |
| 2025-10-10 | 2025年11月期 第3四半期 | +19.2% | +2.1% | +3.8% | -5.6% | -32.4% |
| 2025-07-11 | 2025年11月期 第2四半期 | -4.9% | +0.8% | +3.4% | -9.6% | +5.2% |
| 2025-04-11 | 2025年11月期 第1四半期 | +2.4% | -0.9% | +5.9% | +4.7% | -3.1% |
| 2025-01-17 | 2024年11月期 通期 | +31.9% | -1.2% | -4.8% | -5.8% | -8.4% |
有価証券報告書
2026-02-27 有価証券報告書-第75期(2024/12/01-2025/11/30)
2025-02-28 有価証券報告書-第74期(2023/12/01-2024/11/30)