株式会社中西製作所は、業務用厨房機器(自動食器洗浄機、連続炊飯機、消毒保管機等)の開発・製造・販売を主力とする総合厨房機器メーカーです。主要なマーケットは、学校給食センターや病院・福祉施設、大手外食チェーン、食品加工工場など多岐にわたります。 特に、日本マクドナルド株式会社への販売実績が連結売上の13.1%(52.3億円)を占める主要顧客となっています。競合環境としては、省人化・自動化ニーズの高まりを背景とした技術開発競争が激化していますが、同社は「設計・施工・アフターサービス」までの一貫体制を強みとしています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
6.6%
≧10%が優良
ROA
8.8%
≧5%が優良
ROE
9.1%
≧10%が優良
ROIC
7.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
9.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
33.8%
≧10%が優良
EPS成長率
19.2%
≧10%が優良
3行解説
- 学校給食および外食産業の受注が極めて好調で、売上高(399.3億円)は過去最高を更新し、利益面も2ケタ増益を達成。
- レック株式会社との資本業務提携(2025年2月)や、総額34.5億円規模の群馬工場増築投資など、将来の成長に向けた布石を加速。
- 営業キャッシュフローが前年の43.3億円から5.4億円へ大幅に減少したが、これは主に仕入債務の減少等による一時的な要素であり、自己資本比率67.1%と財務の健全性は極めて高い。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-08 12:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -6.7億円 / 予想: 20.0億円
-22.8%
売上高
実績: 52.0億円 / 予想: 400.0億円
-5.7%
2Q
営業利益
実績: 5.4億円 / 予想: 20.0億円
-14.5%
売上高
実績: 169.1億円 / 予想: 400.0億円
+1.5%
3Q
営業利益
実績: 5.6億円 / 予想: 20.0億円
-52.4%
売上高
実績: 256.9億円 / 予想: 400.0億円
-5.0%
通期
営業利益
実績: 30.5億円 / 予想: 未開示
+15.9%
売上高
実績: 410.1億円 / 予想: 未開示
+2.7%
3行解説
- 利益率の改善と増配: 売上高は前年同期比2.7%増の410.08億円に留まるも、生産効率の向上により営業利益は15.9%増の30.49億円と大幅に伸長。期末配当を従来予想から引き上げ、年間110円(前期比23円増)とした。
- 攻めの投資による次期減益予想: 2027年3月期は、群馬工場の増築や本社・工場の移転検討、人的資本への先行投資を強化するため、営業利益が21.3%減の24億円となる大幅な減益を見込む。
- 財務構造の変化: 土地購入や設備投資資金の確保を目的に、短期・長期合わせて約22億円の借入を実施。投資活動によるキャッシュ・フローは14.91億円の支出となり、成長基盤の拡大へ大きく舵を切っている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-08 | 2026年3月期 通期 | +15.9% | -0.5% | — | — | — |
| 2026-02-06 | 2026年3月期 第3四半期 | -52.4% | -1.2% | -3.7% | -1.1% | -7.1% |
| 2025-11-10 | 2026年3月期 第2四半期 | -14.5% | +0.3% | -1.7% | -0.4% | +5.9% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | -22.8% | -1.3% | -4.1% | -6.8% | -10.5% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | +33.8% | -2.7% | -4.2% | -3.8% | -4.2% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | +78.9% | +5.5% | +2.7% | +3.9% | +5.5% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第69期(2024/04/01-2025/03/31)