株式会社エスクロー・エージェント・ジャパンは、不動産取引における「エスクロー(第三者寄託)」の仕組みを核に、金融機関、不動産事業者、建築事業者、士業(司法書士等)の業務支援を行うBPOおよびDX企業です。
- 主要サービス: 住宅ローン融資に伴う事務受託、非対面決済サービス「H'OURS」、住宅建築支援ツール「ARCHITECT RAIL」、士業向けクラウド申請ソフト「サムポローニア」など。
- 主要顧客: 司法書士法人エスクロー・エージェント・ジャパン(連結売上高の14.4%)、住信SBIネット銀行(同12.5%)。
- 競合環境: 不動産取引の安全性を担保する専門領域において、信託子会社を持つ独自のポジションを確立。現在は労働集約型からDXによる「社会インフラ企業」への転換を進めています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-30 提出)収益性
営業利益率
10.2%
≧10%が優良
ROA
10.5%
≧5%が優良
ROE
9.9%
≧10%が優良
ROIC
9.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
14.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
5.8%
≧10%が優良
EPS成長率
16.4%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前期比14.6%増の47.41億円と好調。住宅ローンの活発な需要と、不動産・士業向けソリューションの伸長が寄与。
- 営業利益は同5.8%増の4.82億円。不動産セグメントでの新システム移行費用が重石となったが、金融・士業セグメントの増益でカバー。
- 連結配当性向75.0%という極めて高い還元姿勢と、無借金経営による強固な財務基盤(自己資本比率74.7%)が特徴。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-03 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.3億円 / 予想: 4.8億円
-84.3%
売上高
実績: 11.5億円 / 予想: 54.4億円
-1.8%
2Q
営業利益
実績: 1.6億円 / 予想: 4.8億円
-51.2%
売上高
実績: 23.7億円 / 予想: 54.4億円
-0.3%
3Q
営業利益
実績: 2.9億円 / 予想: 4.8億円
-39.3%
売上高
実績: 36.9億円 / 予想: 54.4億円
+3.7%
通期
営業利益
実績: 3.2億円 / 予想: 未開示
-33.0%
売上高
実績: 50.8億円 / 予想: 未開示
+7.1%
3行解説
- 2026年2月期連結業績は、売上高が前期比7.1%増の50.78億円と増収を確保した一方、営業利益は33.0%減の3.23億円と大幅な減益で着地した。
- 特定の取引先に対する債権について、約1.0億円(100,123千円)の貸倒引当金繰入額を販売費及び一般管理費に計上したことが、利益を大きく押し下げる要因となった。
- 建築ソリューション事業が売上高35.0%増と急成長したが、不動産市場の高騰や金利上昇懸念を背景に、不動産・金融ソリューションの各事業が苦戦し、利益面で精彩を欠く結果となった。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-03 | 2026年2月期 通期 | -33.0% | -2.5% | -6.2% | -16.0% | — |
| 2026-01-09 | 2026年2月期 第3四半期 | -39.3% | -1.4% | -11.5% | -0.4% | -3.5% |
| 2025-10-03 | 2026年2月期 第2四半期 | -51.2% | -2.9% | +0.2% | +2.7% | +7.8% |
| 2025-07-08 | 2026年2月期 第1四半期 | -84.3% | +1.4% | -0.5% | -7.8% | -7.0% |
| 2025-04-04 | 2025年2月期 通期 | +5.7% | -3.4% | -11.6% | -15.8% | -14.6% |
| 2025-01-10 | 2025年2月期 第3四半期 | +38.6% | +0.8% | -1.4% | +0.8% | +2.4% |
有価証券報告書
2025-05-30 有価証券報告書-第18期(2024/03/01-2025/02/28)