株式会社豊田自動織機は、トヨタグループの本流であり、主に「産業車両(フォークリフト等)」「自動車(エンジン、コンプレッサー等)」「繊維機械」の3事業を展開しています。特にフォークリフトとカーエアコン用コンプレッサーでは世界シェア1位を誇ります。主要顧客はトヨタ自動車株式会社(連結売上高の12.9%、5,271億円)ですが、物流ソリューション分野では米国のBastianやオランダのVanderlandeを買収し、グローバルな直接顧客基盤を拡大しています。競合環境は、フォークリフト等の産業車両では独キオン・グループや三菱ロジスネクスト、自動車部品では電動化に伴う新規参入者との競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-09 提出)収益性
営業利益率
5.4%
≧10%が優良
ROA
2.2%
≧5%が優良
ROE
4.8%
≧10%が優良
ROIC
2.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
6.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
10.6%
≧10%が優良
EPS成長率
16.3%
≧10%が優良
3行解説
- 産業車両事業の価格改定効果により、売上高は4兆849億円(前期比7%増)、親会社帰属当期利益は2,623億円(同15%増)と増収増益を達成。
- 2025年6月にトヨタ不動産による非公開化を目的としたTOB(1株16,300円)への賛同を表明し、上場廃止を前提とした歴史的な経営転換点にある。
- エンジン認証不正問題に伴う米国での集団訴訟(2024年9月提訴)や国内是正命令など、コンプライアンス・法務リスクが依然として将来のキャッシュフローの不透明要因。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-03 11:40 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 524.0億円 / 予想: 1800.0億円
-22.8%
売上高
実績: 9905.4億円 / 予想: 4.0兆円
-3.4%
2Q
営業利益
実績: 375.3億円 / 予想: 1000.0億円
-70.3%
売上高
実績: 2.1兆円 / 予想: 4.0兆円
+2.1%
3Q
営業利益
実績: 859.8億円 / 予想: 1000.0億円
-52.5%
売上高
実績: 3.2兆円 / 予想: 4.0兆円
+4.8%
3行解説
- 売上高は前年同期比4.8%増の3兆1,668億円と増収を確保したが、米国でのエンジン認証問題に関連する和解金等775億円の計上により、営業利益は52.5%減の859億円と大幅減益。
- 最大のサプライズは、トヨタ不動産(トヨタアセット準備)による1株18,800円での株式公開買付け(TOB)の発表であり、非公開化・上場廃止を前提としたグループ再編の動きが鮮明となった。
- 産業車両事業が売上を牽引する一方、自動車事業の営業利益が認証問題やコスト増で95%減と壊滅的な打撃を受けており、足元の収益性は極めて厳しい局面にある。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-03 2026-03 第3四半期 2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
短信
2025-10-31 2026-03 第2四半期 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
短信
2025-07-31 2026-03 第1四半期 2026年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
有報
2025-06-09 2025-03 期末 有価証券報告書-第147期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-04-25 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
短信
2025-01-31 2025-03 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)