ダイキン工業株式会社は、空調・冷凍機事業および化学事業を柱とするグローバル展開企業です。主要製品は家庭用・業務用のエアコン、エコキュート、フッ素樹脂、化学品など多岐にわたります。世界170カ国以上で事業を展開し、海外売上高比率は83%に達します。空調分野では世界トップシェアを誇り、省エネ技術や低温暖化冷媒などの環境技術を強みとしています。競合環境としては、米州やアジアでの地場メーカーとの価格競争および技術競争が激化していますが、アプライド(大型空調)事業やソリューション事業の拡大により差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
8.5%
≧10%が優良
ROA
8.0%
≧5%が優良
ROE
9.5%
≧10%が優良
ROIC
7.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
8.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
2.4%
≧10%が優良
EPS成長率
1.7%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は4兆7,523億円(前期比8.1%増)と過去最高を更新し、米国、インド、日本などの主要市場が牽引した。
- 空調事業が大幅増益を達成する一方、化学事業は半導体や自動車分野の需要低迷により営業利益が461億円(同10.4%減)と苦戦した。
- 創業100周年記念配当(50円)を含む年間330円の配当を実施し、DOE3.0%維持と積極的な株主還元姿勢を鮮明にしている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1213.0億円 / 予想: 4350.0億円
+5.1%
売上高
実績: 1.2兆円 / 予想: 4.8兆円
-3.0%
2Q
営業利益
実績: 2466.0億円 / 予想: 4350.0億円
+0.0%
売上高
実績: 2.5兆円 / 予想: 4.8兆円
-0.6%
3Q
営業利益
実績: 3079.1億円 / 予想: 4130.0億円
-3.4%
売上高
実績: 3.7兆円 / 予想: 4.9兆円
+2.0%
通期
営業利益
実績: 4149.9億円 / 予想: 未開示
+3.3%
売上高
実績: 5.0兆円 / 予想: 未開示
+5.5%
3行解説
- 売上高が初めて5兆円の大台を突破し、空調・冷凍機事業の堅調な推移により増収増益(15期連続の増収)を達成。
- 米国アプライド空調(データセンター向け等)や国内の猛暑影響が寄与した一方、中国の不動産不況や化学事業の減益が重荷となった。
- 次期に向け、総額3,500億円の自己株式取得と年間360円への増配予定を発表し、株主還元姿勢を大幅に強化。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | +3.3% | — | — | — | — |
| 2026-02-04 | 2026年3月期 第3四半期 | -3.4% | -1.3% | -7.4% | +0.0% | -0.5% |
| 2025-11-05 | 2026年3月期 第2四半期 | +0.0% | +0.3% | +10.2% | +7.5% | +7.0% |
| 2025-08-05 | 2026年3月期 第1四半期 | +5.1% | -1.2% | +2.3% | -7.8% | -13.8% |
| 2025-05-08 | 2025年3月期 通期 | +2.4% | -0.0% | -6.3% | -6.8% | +1.7% |
| 2025-02-05 | 2025年3月期 第3四半期 | +4.0% | -1.8% | -10.0% | -4.8% | +0.5% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第122期(2024/04/01-2025/03/31)