株式会社宇野澤組鐵工所は、1899年創業の老舗ポンプ・ブロワメーカーです。主力の「製造事業」では、半導体製造装置や一般産業機械向けのドライ真空ポンプ、ロータリブロワ等の開発・製造・販売を行っています。また、東京都渋谷区恵比寿の旧工場跡地などを活用した「不動産事業(オフィスビル賃貸・管理)」を第2の柱としています。主要顧客には、不動産事業でのパートナーである東急不動産のほか、樫山工業、住友商事九州などが名を連ねています。競合環境としては、国内外のポンプメーカーとの激しい価格競争や、地政学リスクに伴う設備投資の先送り懸念に直面しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
12.0%
≧10%が優良
ROA
6.9%
≧5%が優良
ROE
12.3%
≧10%が優良
ROIC
6.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-10.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
-6.6%
≧10%が優良
EPS成長率
-6.4%
≧10%が優良
3行解説
- 半導体・一般産業向け真空ポンプの需要低迷により、売上高は前年比10.2%減、純利益は6.4%減の減収減益となった。
- 製造事業が大幅な利益減となる一方、不動産事業がセグメント利益の約8割を稼ぎ出す収益構造が鮮明となっている。
- 2027年〜2028年にかけて新工場棟の竣工を計画しており、生産能力増強による中長期的な成長を目指している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 14:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.2億円 / 予想: 5.7億円
+15.9%
売上高
実績: 12.9億円 / 予想: 50.0億円
+19.9%
2Q
営業利益
実績: 2.9億円 / 予想: 5.7億円
-8.5%
売上高
実績: 25.6億円 / 予想: 50.0億円
+1.5%
3Q
営業利益
実績: 2.8億円 / 予想: 5.7億円
-35.0%
売上高
実績: 34.1億円 / 予想: 50.0億円
-6.8%
通期
営業利益
実績: 5.6億円 / 予想: 未開示
-5.4%
売上高
実績: 49.2億円 / 予想: 未開示
-0.7%
3行解説
- 2026年3月期は、主力製品の真空ポンプが大幅減収(前年同期比26.6%減)となるも、送風機や修理部門の成長で補い、最終利益は特別利益の計上もあり9.3%増益を確保。
- 自己資本比率が39.9%から45.3%へ改善し、有利子負債の削減(長期借入金が約1.1億円減少)も進むなど、財務体質の強化が鮮明となった。
- 次期(2027年3月期)は、地政学リスクや米国の通商政策変更による設備投資の先送りを警戒し、売上高4.4%減の慎重な減収予想だが、最終利益は10.7%増を見込む。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | -5.4% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | -35.0% | +2.0% | +4.2% | -0.4% | — |
| 2025-11-13 | 2026年3月期 第2四半期 | -8.5% | -2.2% | +0.1% | +4.6% | +10.5% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | +15.9% | +2.1% | +2.5% | +7.9% | +8.4% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -6.6% | +1.4% | +1.1% | +3.8% | +2.8% |
| 2025-02-13 | 2025年3月期 第3四半期 | +2.1% | -2.7% | +2.9% | +6.2% | +4.2% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第133期(2024/04/01-2025/03/31)