オムロン株式会社は、「センシング&コントロール+Think」をコア技術とする、制御機器、電子部品、ヘルスケア事業のグローバル大手です。
- 事業内容・製品: 工場の自動化を担う制御機器(IAB)、血圧計や体温計などの家庭用・医療用ヘルスケア機器(HCB)、太陽光発電用パワーコンディショナや自動改札機などの社会システム(SSB)、電子機器用のリレーやスイッチなどのデバイス&モジュール(DMB)、およびJMDC社を中心としたデータソリューション(DSB)の5セグメントを展開。
- 競合環境: 制御機器ではキーエンスや三菱電機、ヘルスケアではタニタやフィリップス、電子部品では村田製作所などと競合。
- 主要顧客: 自動車、半導体、食品、医療機関、一般消費者など広範囲。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
-3.0%
≧10%が優良
ROA
-1.8%
≧5%が優良
ROE
2.1%
≧10%が優良
ROIC
-1.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-2.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
100.7%
≧10%が優良
3行解説
- 構造改革「NEXT2025」により2,526名の削減を完遂し、売上高は8,017億円(2.1%減)ながら営業利益は前年比57.4%増と収益性が回復。
- 買収したJMDC社に係るのれん減損(117億円)および個別財務諸表での関係会社株式評価損(1,103億円)計上が、DSB事業の苦戦を浮き彫りに。
- 米国関税政策による将来的な業績影響(最大売上150億円・利益90億円のマイナス)という不透明要素を抱えつつ、DOE3%基準の配当を維持。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:35 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 63.8億円 / 予想: 未開示
+1.7%
売上高
実績: 1894.8億円 / 予想: 未開示
+3.1%
2Q
営業利益
実績: 177.2億円 / 予想: 600.0億円
-7.8%
売上高
実績: 3934.5億円 / 予想: 8450.0億円
+5.0%
3Q
営業利益
実績: 338.6億円 / 予想: 600.0億円
-5.7%
売上高
実績: 6142.9億円 / 予想: 8550.0億円
+6.0%
通期
営業利益
実績: 599.4億円 / 予想: 未開示
+12.1%
売上高
実績: 7673.5億円 / 予想: 未開示
+7.3%
3行解説
- 制御機器事業(IAB)における生成AI関連需要の着実な取り込みと、構造改革プログラム「NEXT2025」による2年間で約350億円の固定費削減が寄与し、増収増益を達成。
- 電子部品事業(DMB)を非継続事業に分類し、譲渡を決定。ポートフォリオの最適化を進めるとともに、次期(2027年3月期)より国際財務報告基準(IFRS)へ任意適用する方針を発表。
- ヘルスケア事業(HCB)が中国の消費低迷や米国関税政策の影響で苦戦する一方、データソリューション(DSB)や社会システム(SSB)が伸長し、事業間の明暗が分かれた。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | +12.1% | — | — | — | — |
| 2026-02-05 | 2026年3月期 第3四半期 | -5.7% | +2.6% | +11.4% | +13.8% | +10.3% |
| 2025-11-07 | 2026年3月期 第2四半期 | -7.8% | +0.1% | -8.4% | -5.5% | -12.4% |
| 2025-08-06 | 2026年3月期 第1四半期 | +1.7% | +0.1% | -5.2% | -6.1% | +1.2% |
| 2025-05-08 | 2025年3月期 通期 | +57.4% | -0.1% | -7.7% | -16.3% | -21.9% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | +35.1% | +0.2% | -9.4% | -4.7% | -8.0% |
有価証券報告書
2025-06-23 有価証券報告書-第88期(2024/04/01-2025/03/31)