臨床検査用分析装置(採血管準備装置、検体検査装置)およびその装置で使用する消耗品の開発・製造・販売を行う医療機器メーカー。主力製品である「採血管準備装置・システム」は、国内の累計設置施設数ベースで約90%という圧倒的な市場シェアを誇る。主要顧客は病床数200床以上の大規模病院。競合環境としては、国内での装置更新需要の取り込みに加え、消耗品分野における他社製非純正品(サードパーティ製)との競争がある。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
13.1%
≧10%が優良
ROA
7.4%
≧5%が優良
ROE
7.1%
≧10%が優良
ROIC
6.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-3.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
-29.3%
≧10%が優良
EPS成長率
-16.1%
≧10%が優良
3行解説
- 国内の採血管準備装置の大型案件が次期へスライドした影響で、売上高99.1億円(前期比3.7%減)、営業利益13.0億円(同29.3%減)の減収減益。
- 装置販売は苦戦したものの、安定収益源である消耗品売上が56.5億円(同4.9%増)と着実に成長し、利益を下支えしている。
- 自己資本比率80.2%、現預金90.6億円という極めて強固な財務基盤を背景に、研究開発費を6.9億円まで積み増し、次世代機開発を加速。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-11 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.0億円 / 予想: 14.8億円
—
売上高
実績: 17.6億円 / 予想: 106.0億円
-12.1%
2Q
営業利益
実績: 2.7億円 / 予想: 14.8億円
-12.5%
売上高
実績: 41.0億円 / 予想: 106.0億円
-0.3%
3Q
営業利益
実績: 8.3億円 / 予想: 14.8億円
+42.0%
売上高
実績: 72.4億円 / 予想: 106.0億円
+12.3%
通期
営業利益
実績: 16.7億円 / 予想: 未開示
+28.3%
売上高
実績: 112.4億円 / 予想: 未開示
+13.4%
3行解説
- 2026年3月期は、国内の大規模施設向け採血管準備装置が好調に推移し、売上高(前年同期比13.4%増)と営業利益(同28.3%増)で大幅な増収増益を達成した。
- 配当金を前期の68円から129円へと大幅に増額し、配当性向83.1%を実現したが、2027年3月期の通期予想では一転して売上・利益ともに2桁の減益を見込む慎重な見通し。
- 利益面では採血管準備装置の一部モデルの製造終了に伴う特別損失(約1.92億円)を計上したものの、高付加価値製品の販売伸長により営業利益率は14.8%まで上昇した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-11 | 2026年3月期 通期 | +28.3% | — | — | — | — |
| 2026-02-04 | 2026年3月期 第3四半期 | +42.0% | -1.4% | +7.2% | +4.0% | +1.4% |
| 2025-11-07 | 2026年3月期 第2四半期 | -12.5% | -1.2% | +0.7% | +6.5% | +16.6% |
| 2025-08-06 | 2026年3月期 第1四半期 | — | -1.1% | -5.0% | -0.1% | -9.8% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | -29.3% | -1.3% | -2.4% | -0.4% | -1.5% |
| 2025-02-05 | 2025年3月期 第3四半期 | -37.1% | +0.1% | +0.3% | -0.2% | +7.8% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第38期(2024/04/01-2025/03/31)