アンリツ株式会社は、1895年創業の通信計測機器の世界的メーカーです。主力の「通信計測事業」では、5Gや生成AI普及に伴うデータセンター向けネットワーク測定器などを展開。「PQA事業」では食品・医薬品向けの自動重量選別機や異物検出機を、「環境計測事業」ではEV・電池向け試験装置などを提供しています。海外売上比率が約70%と高く、グローバルな顧客基盤を背景に、通信インフラから食品安全、脱炭素社会の実現まで多岐にわたるソリューションを展開しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
7.3%
≧10%が優良
ROA
5.1%
≧5%が優良
ROE
7.4%
≧10%が優良
ROIC
4.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
2.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
51.6%
≧10%が優良
EPS成長率
20.8%
≧10%が優良
3行解説
- 通信計測事業がデータセンター向け需要と製品ミックス改善により、減収ながらも営業利益11.0%増と収益性が向上した。
- PQAおよび環境計測の両事業が2桁成長を記録し、特にPQA事業の営業利益は119.0%増と、通信計測への一本足打法からの脱却が進展。
- 2025年4月にオーストリアのDEWETRON社を約88億円(54百万ユーロ)で買収決定。EV/電池市場への攻勢を強める積極的なM&A戦略を継続。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-04-27 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 13.4億円 / 予想: 150.0億円
+115.3%
売上高
実績: 236.2億円 / 予想: 1230.0億円
-6.4%
2Q
営業利益
実績: 50.3億円 / 予想: 150.0億円
+40.7%
売上高
実績: 516.9億円 / 予想: 1230.0億円
-3.0%
3Q
営業利益
実績: 84.1億円 / 予想: 150.0億円
+31.0%
売上高
実績: 810.7億円 / 予想: 1230.0億円
+0.3%
通期
営業利益
実績: 148.3億円 / 予想: 未開示
+22.3%
売上高
実績: 1174.6億円 / 予想: 未開示
+4.0%
3行解説
- 2026年3月期は、売上高1,174.62億円(前期比4.0%増)、営業利益148.28億円(同22.3%増)と増収増益で着地。
- 通信計測事業での徹底したコスト管理と棚卸資産の圧縮により、セグメント増益率28.7%と収益性が大幅に向上。
- 次期(2027年3月期)は、生成AI普及に伴うデータセンター需要を背景に、売上高1,400億円(19.2%増)と大幅な成長を計画。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-27 | 2026年3月期 通期 | +22.3% | +4.0% | — | — | — |
| 2026-01-29 | 2026年3月期 第3四半期 | +31.0% | +2.6% | -0.4% | +23.7% | +22.5% |
| 2025-10-30 | 2026年3月期 第2四半期 | +40.7% | +3.1% | +23.5% | +28.8% | +20.8% |
| 2025-07-30 | 2026年3月期 第1四半期 | +115.3% | +1.5% | -4.4% | -8.7% | -1.4% |
| 2025-04-25 | 2025年3月期 通期 | +35.0% | +1.3% | +10.9% | +24.7% | +39.3% |
| 2025-01-30 | 2025年3月期 第3四半期 | +24.4% | -0.7% | +7.6% | +3.9% | +6.8% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第99期(2024/04/01-2025/03/31)