ティアック株式会社(TEAC)は、「音響機器事業」と「情報機器事業」を主軸とする電子機器メーカーです。
- 事業内容・主要製品:
- 音響機器事業: 「ESOTERIC」「TEAC」ブランドのプレミアムオーディオ、および「TASCAM」ブランドの音楽制作・業務用オーディオ機器(録音機、ミキサー等)を展開。
- 情報機器事業: 産業用トランスデューサー(センサー)、医用画像記録再生機器(手術用4Kレコーダー等)、航空機内エンターテインメント機器(IFE)用サーバーなどを製造。
- 主要顧客: 一般消費者、音楽クリエイター、放送局、医療機関、航空機メーカー、半導体製造装置メーカーなど多岐にわたります。
- 競合環境: プレミアムオーディオやプロ用音響市場では高いブランド力を有する一方、インターネットや通信技術の発展により記録メディア市場が縮小傾向にあり、ネットワーク対応機やソリューション提供への転換で競合他社との差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
2.2%
≧10%が優良
ROA
3.0%
≧5%が優良
ROE
2.3%
≧10%が優良
ROIC
4.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-0.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
-23.6%
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 売上収益は156.68億円(前期比0.0%減)と横ばいだが、親会社所有者帰属利益は0.81億円(前期は0.53億円の損失)と黒字転換を果たした。
- 徹底した在庫圧縮(棚卸資産5.54億円減)により、営業キャッシュ・フローは11.78億円の大幅プラスとなり、資金繰りの安全性が向上した。
- 情報機器事業がセグメント利益で前期比57.0%増と成長を牽引する一方、次期中期経営計画の公表を1年延期するなど、成長スピードには慎重さが残る。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 12:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -2.9億円 / 予想: 3.5億円
-6.2%
売上高
実績: 31.5億円 / 予想: 160.0億円
+2.6%
2Q
営業利益
実績: -2.3億円 / 予想: 3.5億円
+19.9%
売上高
実績: 72.4億円 / 予想: 160.0億円
+7.5%
3Q
営業利益
実績: 0.8億円 / 予想: 5.0億円
—
売上高
実績: 114.4億円 / 予想: 157.0億円
+3.6%
通期
営業利益
実績: 6.8億円 / 予想: 未開示
+98.8%
売上高
実績: 159.4億円 / 予想: 未開示
+1.8%
3行解説
- 2026年3月期は、売上高が前期比1.8%増の159.43億円に対し、営業利益は同98.8%増の6.76億円と大幅な増益を達成した。
- 利益急増の背景には、収益改善に加え、個別開示項目として計上された「連結孫会社の解散および清算に伴う利益」2.63億円が大きく寄与している。
- 2027年3月期の通期予想は、売上高160億円(0.4%増)と微増を見込む一方、一過性利益の剥落や先行投資により、営業利益は5億円(26.0%減)と反落する見通し。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | +98.8% | — | — | — | — |
| 2026-02-06 | 2026年3月期 第3四半期 | — | -7.2% | -3.7% | +0.4% | -11.1% |
| 2025-11-07 | 2026年3月期 第2四半期 | +19.9% | -0.6% | +11.6% | +6.6% | -4.6% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | -6.2% | -1.2% | -8.3% | -1.8% | -1.6% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -23.6% | +5.7% | +32.5% | +22.2% | +21.1% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | — | +3.1% | +1.0% | +4.5% | -1.4% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第77期(2024/04/01-2025/03/31)