株式会社多摩川ホールディングスは、**「電子・通信用機器事業」と「再生可能エネルギー事業」**の2軸で展開する持株会社です。
- 事業内容・製品: 電子・通信事業では5G、官公庁、防災、交通向けの超高周波デバイス(アッテネータ、フィルタ等)や光伝送装置の開発・製造。エネルギー事業では太陽光・小形風力発電所の売電および発電所の売却。
- 主要顧客: 日本電気株式会社(売上比率23.8%)、株式会社東芝(同15.3%)と、大手システムインテグレーターへの依存度が高い構造です。
- 競合環境: 5G市場の拡大や国家予算の増加を背景に官公庁需要が堅調な一方、海外メーカーとの価格競争や、半導体・非鉄金属の原材料不足によるコスト上昇圧力が課題となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-10 期末、2026-01-28 提出)収益性
営業利益率
5.0%
≧10%が優良
ROA
2.6%
≧5%が優良
ROE
5.3%
≧10%が優良
ROIC
2.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
137.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 業績回復と継続企業の前提(GC)に関する注記の解消: 前期の赤字から脱却し、営業利益2.79億円、当期純利益2.68億円を計上したことで、GC注記の疑義が解消された点は大きな転換点。
- 受注高の急増とキャッシュフローの乖離: 受注残高が56.07億円と過去最高水準にある一方、先行手配による棚卸資産の急増で営業CFがマイナス(△0.25億円)となっており、資金効率に課題が残る。
- 積極的な資金調達による希薄化懸念: 成長資金確保のため第15〜17回新株予約権を発行しており、潜在株式数は約162万株に及ぶ。将来的な1株当たり利益の希薄化リスクを孕んでいる。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-10 第1四半期 、2026-03-16 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 5.0億円 / 予想: 5.6億円
+342.9%
売上高
実績: 20.5億円 / 予想: 66.2億円
+85.3%
3行解説
- 大幅な増収増益とIFRS移行: 売上高は前年同期比85.3%増、営業利益は同342.2%増と急拡大。今期よりIFRS(国際財務報告基準)を初適用し、経営実態の透明性を高めている。
- 通期利益計画を第1四半期で超過: 親会社の所有者に帰属する四半期利益(7.41億円)が、通期予想(7.30億円)を早くも上回った。ただし、これには海外子会社保有株の評価益という一過性要因が含まれる。
- 電子・通信事業が牽引: 官公庁向けの国家予算増額を背景に、主力の電子・通信用機器事業が売上・利益ともに倍増ペースで成長しており、業績の強いモメンタムとなっている。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-03-16 2026-10 第1四半期 2026年10月期 第1四半期決算短信(連結)
有報
2026-01-28 2025-10 期末 有価証券報告書-第58期(2024/11/01-2025/10/31)
短信
2025-12-15 2025-10 通期 2025年10月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-09-16 2025-10 第3四半期 2025年10月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-06-13 2025-10 第2四半期 2025年10月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-03-14 2025-10 第1四半期 2025年10月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-01-30 2024-10 期末 有価証券報告書-第57期(2024/04/01-2024/10/31)